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#32. 2022年に出来たこと、2023年にやりたいこと

 明けましておめでとうございます、べんりんしゅんです。本年もよろしくお願いいたします。
 昨年は5本しか書かなかったnoteですが、今年はもう少し多く書いていきたいと思います。昨年は面白いネタはあったのですが、身バレ必至みたいな内容ばかりなのと、面倒くさがりな性格のせいで、すっかり更新が滞ってしまいました。(この内容は飲み会ネタ、数年後のnoteのネタ?)
 タイトルをみて分かるように、今回の内容も本当は年末にリリースしようと思っていた内容ですが、読んでいただければ幸いです。

1. 2022年に達成した長年の夢

 昨年、私は「代理人として審査官面接を行う」という長年の夢を実現させました。
 私は2012年に弁理士試験の勉強を開始し、2017年に5回目の受験で試験に合格し、2022年から弁理士登録され、社内弁理士として働いていますが、弁理士を志したきっかけは、発明者として出席した審査官面接での(社内)弁理士の活躍を目にしたからです。
 ①自分は覆せないと思っていた拒絶理由に対し、ロジカルに反論し、拒絶理由を解消させる話術。②事前打ち合わせにて自分の発明を短時間で理解する能力。③管理職でありながら、この1件を深堀する仕事に対する姿勢。が、かっこよく見えました。
 ①②は弁理士の仕事ですが、③は社内弁理士の立ち位置ですね。当時、自分は研究所にいましたが、管理職なんて実験もしないし、ただ技術を俯瞰して予算を取って分配する仕事としか思えておらず、昇進意欲が全く沸いていませんでしたので、知財に異動すれば③のようなキャリアもあるんだ、という気持ちが自分の心に芽生えました。
 それから10年近く経ち、(管理職ではないですが)自分も審査官面接の代理人を任せられる立場をやっと勝ち取ることができ、その数も片手を超える件数を行うことができました。昨年は、審査官面接を行うたびに「自分カッコいいことしてるな」という気分でしたね。負けた面接もありましたが、敗因をきちんと分析して、明細書の作成や補正案の作成にフィードバックして権利化能力を高めることつなげていくことができました。
 もちろん面接を行うのは手段であり、それそのものが目的ではありません。それは百も承知しています。が、仕事をしている自分に対し自己肯定感をもつことは、アラフォーおっさんには非常に重要なことなんです。今年お降もただ嬉しいだけではまずいですが、「自分をよりカッコよくしたい」と思っています。

2. 2023年にやりたいこと

 さて、ここからは新年っぽい話題に。自分に足りないことを列挙して、年末にどれだけ達成できるかを振り返ることができるように書いていきたいと思います。

2.1 先行技術調査

 自分が知財として働きだしたときの目標の一つに「会社からリストラされたときに再就職できるスキルを身に着ける」というものがありました。ものすごいネガディブに聞こえるかもしれませんが、弁理士という資格を取りたいと思った根源の1つに、このまま研究者として働いても博士も持ってないし、社内、社外でつぶしが利かないと思ったという事実があります。
 6年くらい働いて、リエゾンとして技術を発明にもっていけるようになったし、その発明のクレームを作れるようになったし、一部の分野だけども登録査定をもらえる明細書も書けるようになりました。あとは、先行技術を自分で短時間で見つける能力を上げれば、「発掘から明細書作成までできます」と胸を張って言えるようになると思っています。本は買って手元にあるし、先行技術調査の考え方は理解しているつもりなのだけども、なかなか実践する機会・時間に恵まれていません。仕事に支障が出ない程度にスキルアップさせる時間を作りたいと思っています。

2.2 IPL的な分析

 これは多くの企業知財の人に求められているスキルではないでしょうか?今の自分の仕事は権利化に偏りすぎていて、事業企画の立案とはものすごく距離があります。企業知財は企業ごとに知財の立ち位置が異なりますし、私の場合、今の立ち位置では業務上、必ず身につけれなければいけないスキルではないため、後回しになっているのが現状です。弁理士にもなったし、知財アナの受講資格もあるので受けたいところなのですが、下記の英語も絡んで優先度がなかなか上げられません。。事業戦略に基づいた知財戦略の立案を行い、開発から将来の事業の方向性に対し意見を求められるような立場になりたいですね。

2.3 英語

 実名を御存知の方にはときどきボヤいていますが、これは業務上の緊急度・優先度が非常に高くなっています。現在の私の英会話レベルは中学生レベルです。昨年は耳を鍛えるとともに、TOEICの勉強をしていましたが、まだまだ耳が弱いです。読み、書きは、社内で使っている自動翻訳の精度が高いのと昨年の16年ぶりの勉強で、外国人とのメール・書面のやりとりは何とかできるようになってきましたが。正月休みで瞬間英作文を徹底的に行い、英会話を開始して、口と耳のレベルをとある時期までになんとかしないといけないのです。

2.4 人付き合い

 そして、最後は人付き合いです。
 弊社の知財管理職はプロパーが多く、異動組はほぼいません。そんな環境にもかかわらず、子供の勉強の面倒を見る、残業以外で妻のワンオペは極力避けたい、という事情もあり人付き合いを軽視してきました。まぁ、社内はもう仕方ないと思い、直接仕事で関わる人達からの信頼を積み上げるスタイルを継続していきますが、社外はこのフォロワーが1000越えしたこのTwitterアカウントを有効利用しない手はないと思っています。
 とはいえ身バレをしたくないという矛盾した天邪鬼的な考えがあり、10人以上集まらなそうな会合にちょいちょい参加して、少しずつお友達を増やしていこうと思っています。一人で過ごす時間も大好きなんですが、老後を考えると、今の生活を続けたら友達なんてほんの数人しか残りそうもないなぁと急に不安になってきたもので。ということで、今年もTwitterから少しずつリアルにお会いできる方を増やしていければと思っています。

ということで、駄文長文失礼しました。
本年もよろしくお願いいたします。

記事を読んでいただきありがとうございました。 支援をいただければ、また新しい記事を書くモチベーションに繋がります。よろしくお願いします。