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MOON-RADIATION vol.18(新天地)

ムーンラジエーション。これは造語です。
月明かりが
放射状に全世界に広がり
しかしラジオのようにひっそりと。
聴く者だけに届くようにと思い、
この名前を付けました。

MOON-RADIATION vol.1

ずっと考えていた。

ずっと自問自答していた。

このままでいいのか。

一度でも、お前は本気になったことがあるのか。

これまでずっと、

ずっとそれに負けてきた。

どうして、本気になれないんだろう。

めんどくさい。

どうせ無理だよ。

もう遅いよ。

そう考えてきた。

それでは良くないと思いつつも、

まあ、仕方ない。

タイミングが悪かったんだよ。

みんなも同じだよ。

そう考えるようになった。

言い方を変えたら、少し気持ちは変わったかも知れない。

でも、何も目の前の現実は変わらなかった。

「環境を変えるのは難しい。その分、自分を変えることは容易い。

そう教わってきた。

本当に、そうなのかな。

僕の人生の半分は、それでいけた。

というよりも、僕の人生の半分くらい昔の時代では。

なぜなら、環境を変えづらかったから。

でも、今は・・。

今は、環境を変えようと思えば、すぐに変えられる。

その反対に、僕の心はどうしても変わらない。

素直に喜べない心。

妬んでしまう心。

蔑んでしまう心。

蹴落とそうとする心。

僕の心の中には

感謝する心も

奉仕する心も

可愛いと思う心も

美徳の心も

あると思う。

でも、僕の頭の中に出てくる単語や

そういう心はダラダラと出てきてしまう。

自分の心を、僕は聞きたくない。

いっそのこと、爆音でもかけていた方が

僕にとっての居場所がある。

居心地も、安らぎもある。

僕が音楽が好きになったのはそういう理由なのかもしれなかった。

好きなことをしている時間が、

何かに没頭している時間が、

心で満たされている時間が、

何も考えられない時間が、

僕にとって素晴らしい時間だった。

間違っているのかも知れないけれど、

僕は決断をすることをやめた。

風任せにしたいわけではないけど、

決断なんて大きくとらえなくていい。

ちょこっと足を伸ばせばいいだけだった。

今の時代なら、簡単に環境を変えられるはずだ。

僕は、新天地へお出かけをした。

またふるさとから離れてしまうけれど、

でも、離れれば離れるほど、

ふるさとをより強く想う。

そして、いつか貢献したいと。

僕は、僕に見返してやるんだ。

友達もいなければ、

お金もないけれど、

このままではなんとなくダメな気がした。

決断はしない。

でも、選択はする。

大きくとらえない。

小さな一歩を踏む。

成功しようなんて思わない。

大きな失敗をしないように、

ちょっと、踏み出す。

踏み出すきっかけなんて、

なくていい。

その一歩が踏めたら、

もう僕は万々歳。

今、新天地で働くことになった。

何も知らない土地で暮らす。

誰も知らない土地で暮らす。

これから、また一歩だけ歩く。

新天地を、散歩したい。

あんまり考えないでいたいけど、

僕は僕のままでいこう。

今日も、ダラダラと、

何も考えず、

考え事ばかりしながら書きました。

すみませんでした。


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