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【パリ編#0】 BlaBlaCar Busが微妙すぎた件

旅10日目(2022年7月上旬)

この日はアムステルダムからパリへの移動日。

「果たして無事にパリに辿り着くだろうか…」

慣れない地での大移動ほど不安になるものはありません。

でも、この日は特別ソワソワしていました。

なぜならBlaBlaCar Busという格安バスでの移動だったからです!

一応、この旅での高速バス移動は2度目。
とはいえ、前回のRegioJetはクオリティが高いバスだったため特に心配はしていなかった。

しかし、今回はBlaBlaCar Bus。

まず、名前が不安。ぶらぶらするな。

次に、安全性が不安。実はこのブラブラカー、半年前(2022年4月)に薬物を使用していた運転手が大事故を起こして話題になったばかり。

そして、集合場所が不安。
今回も例に漏れずOmioというアプリでチケットを予約したのだが、集合場所は"Amsterdam, Piarcoplein 69"と書いてあるのみ。

たしかに、ネットで調べるとこの付近にバスの停留所があるようだ。しかし、実際にバスが停まる詳細な位置までは分からない。

全然違うところで待っていてバスを逃したらどうするんじゃい…。

と、考えれば考えるほど心配になってきた。
なので早めにホテルをチェックアウトして余裕を持って出発地へ向かうことにしました。

ホテル ブロッサムズの最寄駅、ファイゼルフラハト駅からスローテルデイク (Sloterdijk)駅へ向かいます。


自転車ごと電車に乗るのも海外ならではの光景?

大惨事?のBlaBlaCar Bus

ピアルコ広場 69(Piarcoplein 69)に到着。

ちゃんとバスの停留所みたいなのがあり、そこでたくさんの人が待っているのが見えて少し安心。

ただ、いたるところにFLiXBUSの車体は現れるものの(この10日間でFLiXBUSが割と覇権を握っていることは理解した)、ブラブラカーはなかなか姿を見せず。

Netflixを見ながら待つこと20分ほど…(フレンズおもろい)

赤がトレンドマークのBlaBlaCar Busがついに登場!
出発15分前に到着とは素晴らしい(👏)

運転手のおっちゃんに電子チケットを見せて、乗車します。

車内はまずますといったところか。
元は車の相乗りサービスであるBlaBlaCar。高速バス事業を始めたのは2012年と割と最近なのもあってか、車体もそこまで古い感じはしませんでした。

そんなこんなで時間ぴったりの午前11時5分に出発!

はじめこそ乗車率は4割ほどと空いていましたが、途中、ロッテルダム(Rotterdam)で一気に8割ほど席が埋まりました。


ヨーロッパでYahooニュースが読めないのはまあま辛かった


ここからが問題だった…。

最大の問題、それは私の目の前に座った赤ちゃん。

やや中東風の顔を彷彿とさせる笑顔がなんとも愛くるしい男の子(多分)

そんな可愛い印象も束の間、、この子は乗車中の6時間ひたすら泣き続けました。

隣に座るお母さんは必死にあやすものの、少しでも気を逸らすとこのベイビーは大きな声で泣き始めます。

また、おもちゃ遊びに飽き始めると、今度は前後に座る乗客にちょっかいを出し始める。
後ろに座る僕はまだ距離があるのでただひたすら笑顔で対応するだけですが(座席はよだれでベチョベチョ)、前に座るお客さんは髪を引っ張られたりしていて…。

バスの乗り心地でもレビューしようかと考えていたのですが、思わぬ乗客のおかげでかなり異様な経験となってしまいました(笑)


バスから見えたスタッド・ド・フランス(Stade de France)
サッカーおよびラグビーのフランス代表のホームスタジアムであり、昨年のチャンピオンズリーグ決勝の試合が行われた場所でもあります。

よかった点は、パーキングエリアでお昼休憩を40分ほど取ってくれたこと。
「近くにマックがあるから、そこで食ってこい!」と。

たまたまお昼を買い忘れていたので本当に助かりました。

ま、ありがたい反面、パリへの到着は1時間半遅れました(笑)

ということで僕のたった1回の経験をもとにしますと、乗車中ひたすら赤ちゃんが泣き続けることにも、到着が1時間半遅れることにも耐えられる人はBlaBlaCar Busでもいいんじゃないかと思います!


パリ到着

バスの到着先はベルシー通り(Quai de Bercy)

パリの最大の難点は治安が悪い(という噂が多すぎる)こと。

ただでさえビビって歩いてるのに、駅の改札前で早速人がぶっ倒れてるのやめてほしい…(💦)

電車でホテルの最寄駅に向かいます。


地下鉄の改札
紙切符の発行がそろそろ終わるそうです。記念に保管しておくべき?


【本日のホテル】オテル リシャール

ヴォルテール駅から歩くこと3分ほど。

青い看板が本日のホテル、「オテル リシャール(Hotel Richard)」です。

受付は入ってすぐ、現地払いでチェックイン。

最上階の5階に案内されました(この階段の上り下りが地味にキツイ)

「失礼しま〜す(ガチャ)」

「思ったより綺麗で安心…」

正直、パリでのホテル選びは苦戦した。

バカンスシーズンに入りかけの時期でホテルの値段が跳ね上がっており、他の滞在地のように中心地のホテルには手は出せなかった。

どの都市でも1泊1万前後のホテルを探しているが、パリはその値段だとあまり期待のできないホテルばかりが候補に上がってしまう…。

正直、「パリは我慢」という思いで今回のホテルはあまり期待していなかったのだが、おもったよりよくて心から安心した(4泊するし)。

片道20分のMONOPRIX(モノプリ)で簡単な買い物。
あまりお腹が空いていなかったので夕飯はクロワッサンとスムージーと軽め。

備え付けの毛布は汚かったので、ロンドンで購入した長袖2枚を代わりにして寝ました(笑)


ということで本日はここまでです!

移動がメインになってしまいましたが、次回からはパリの観光についてどしどし書いていこうと思います。ご期待ください!


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