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鉛筆で描いたかのようなAI画像の生成#3

1 はじめに

 生成AIによる、鉛筆で描いたかのような画像の作例の紹介です。対象は、Bing Chat の Image Creator キーワードは ”drawn with the simplest rough lines”、 "generated like a pencil sketch" とか ” doodle style" とかです。但しこれだけだと線が単調になるので、最後に "in real mode" を設定します。

参考記事を以下に示します。

参考プロンプトは以下です。今回は以下の「通学路と少女」のプロンプトを参考に、"image of a female junior high school student in a sailor uniform walking in a happy mood. She has short black hair" として生成してみました。

2 作例

参考プロンプトとは異なる生成AI(DALL-E3)でありながら雰囲気は再現できています。
確かにシンプルな線なのですが、鉛筆というよりペン書きの線に見えます。
敢えてペン画風だと考えれば有りかもしれません。
少し鉛筆っぽくなりました。

鉛筆画が生成されるのは50%くらいです。
これも鉛筆画には見えず、マーカーで描いたように見えます。
brown hair にプロンプトを変更しました。鉛筆の線がきちんと表現されています。
参考プロンプトとは異なる生成AIでありながら雰囲気は再現できています。
髪の毛は茶色、と指定したせいか、地の色が茶色になっています。
陰影の斜線を含めて鉛筆のタッチが再現できています。
特にプロンプト指定していないのですが寄りの絵となりました。
"Wide Shot"のキーワードで全身が出せます。
real のキーワードがないと、線がシンプルすぎて物足りないです。
real のキーワードがあれば、程々の書き込みがなされます。
人物の固定については未だノウハウがなく、それぞれ異なる人物が描かれます。
髪の毛の色は茶色に指定した方が、髪の書き込みが少なくて全体が馴染みます。
これも Wide Shot の指定付です。
ここからは、バッグを持っていると指定しました。
バッグを持っているバリエーションです。
バッグを持っている左手が微妙ですが許容範囲なので。
線がたどたどしく、いかにも手書きという感じが再現できました。偶然の産物です。
こちらは、やや書き込んだ感じの絵です。アイキャッチ画像の全体となります。
左手に変な物体があったのでレタッチで消しました

3 おわりに

 鉛筆画で落書き風、シンプルでラフな線、かつリアルモードを指定すると、高確率で鉛筆画風のテイストの画像が得られました。

 参考プロンプトは animagine のものだったのですが、DALL-E3 でもそこそこの再現はできるようです。

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