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鉛筆で描いたかのようなAI画像の生成

1 はじめに

 ここでは、鉛筆で描いたかのような画像の生成について実験してみました。
 なぜ鉛筆画なのか。それはAI画像は見慣れると飽きるためです。AI画像は、こじんまりと纏まっているのですが、ワンパターンなので飽きてしまいます。そこで、敢えて不完全さを狙ったプロンプトを混ぜることで飽きを防げるのではないかと思いました。
 なお、以下の記事は大変に参考になりました。ありがとうございました。

2 鉛筆画の作例

 以下の画像は、いずれもBing Chat からImage Creator を呼び出して生成させました。実際にはDALL-E3 が画像を生成しているそうです。


単に鉛筆画と指定すると、緻密なAI画像が生成されます
どう見ても鉛筆画には見えません。「鉛筆画」のキーワードだけでは不足のようです。
かなり緻密な画像となってしまいました。もっとサラっと書いた落書き風がいいのですが


「落書き」のキーワードが効いたのか、少しラフな感じとなりました
鉛筆画にしても少し描きこみすぎです。なかなかラフな感じがでません。


鉛筆での落書き感がでて、割と目的に近いです。


これも鉛筆に独特のタッチが出てます
「線画」と指定すると、インクとペンとスクリーントーンを使った絵になってしまいました。
これも鉛筆書きにしては綺麗すぎです。「鉛筆画の線画」では駄目のようです。
アイキャッチ画像の全体です。これも鉛筆のタッチがよく出ています
ほどほどに手書き感が出ています。いちばんイメージに近い画像です。
斜線で陰影を表現していてかなり良いです。偶然にできたものなので再現性なしです。

3 おわりに

「鉛筆画の落書き風の画像を生成して」のプロンプトで指定すると、AIっぽくない手書き風の画像が得られるようです。
 なお、画像中の文字は、独特の妙なパターンになってしまいます。事後的にレタッチソフトで書き換えるとよさそうです。

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