第一話「Dirty Work」 Liner notes

これで、お話なんて！なんぼでも出来るぜ！！・・・的な話。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。
楽しんで頂けたなら、幸いです。
まだ、荒削りなプロトタイプなのですけど。
感想とか、意見とか、バンバンくださいませ。
今後ご意見を参考に、変化させていこうと思います。
あなたのご意見が、キャラクターを変化、成長させていきます。

実は、まだ全部は話せませんが、この物語は構造上に秘密があります。
追って、それは明かしていきますが、いまはここまでしか、あかせません。

物語をどんな風に構成しようか、考え考えだったので、時間掛かってしまいました。

ここからは、
■本編に使用しなかった、設定やスペースの都合で削ったもの。
■パイロットの没設定
■背景のカメラの配置図
■シナリオなど少しだけ、お見せしようと思います。

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主人公　というより、物語の牽引役　のような存在として、設定
しました。設定した。といいましたが、ずっと以前から
私の頭の中に住んでいて、いったい彼がどんな人なのだようか、と
考え始めたのがきっかけでした。絵は描けたので、こんな感じなのかなとか
こうじゃねえな、とか探っていきました。何年も前から。・・・

たぶん現在の姿が、大分頭のイメージに近づいてきたような感じがします。
青柳宇井郎　　という名はおそらく偽名だろうと思います。（笑）
昔、広告の仕事をしていたとき、知り合いに紹介された人物が、
広告のプランナーという肩書きの人物で、青柳宇井郎　氏。実在の人物です。
うっさんくさい名前だな。っていう感想でした。
いまでもまだ、その人の名刺を持っています。たぶん偽名なんでしょう。ですが、一回聞いたら。忘れない、名刺に書くなら最強じゃないでしょうか。

それに、気づいた人もいるかとおもいますが、名古屋方面では、有名な製菓の
名前そのままです。なんて、人を喰った名でしょう。

最初まったく別の名も考えていましたが、結局、これが一番インパクトがあり、くれを越えるものはありませんでした。

鴉鷺　アロ

下のキャラ設定には、まだkumo　と表記されています。白黒の服の
イメージから、カラスとサギ　になっていったんだとおもいますが。

この人も結構謎だらけ。
まったく、生活感が感じられないですね。
読んで頂いたかたは、お分かりでしょうが、最初スーツ姿で、登場します。
初見のキャラで服装が普段とちがうのって・・・・とおもいましたが、
話の構造上仕方がありませんでした。今後、もうすこしスケッチして
キャラ彫りをせねば、とおもいます。

ユイカ

またそれほど登場シーンが多くないので、イメージが固まっていず、
髪型とかも、変化してる感じ。彼女の背景の決定はすでに出来ていて
ほんとは彼女が一番、人間っぽいです。
あっこれはちょっとネタばれを含むのでアレですけど。・・・
先の二人のキャラは、厳密には、人ではないので。

続いてはウイローが潜入時、守衛さんに渡した名刺。
もちろんフェイクなのですが、こんなのでほんとにいいのでしょうか。
まったく適っき当なヤツです。「うそだよー」ってのを出したときは、
ネーム描いてて、自分でわらっちゃいました。
「舐めてんのか、コイツ」って。

こういう小物が、今回たくさん出てくるので、デザインするの
結構たのしかったです。

そして、話の伏線にも使用された、重要アイテムがこれ。
点検済みステッカー型　プラスティック・爆弾という設定です。

ウイローが最後に使用した、起爆装置。
これは、パチンコのオリジナル演出で私がデザインした起爆装置を
そのまま借りちゃいました。

プラントの位置関係と演出時のカメラアングルを計算するための図

スペースの都合で、一部分しか、使用できなかったカット。
キャラが画面に描かれていないのに・・・みたいなのやりたかったのですが・残念です。

クライマックス部分のシナリオ

追加シーン　シナリオ

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■敷地内
　搬入用のバンが止まっている。
■同　ＵＰ
外から中を覗くカメラに　縛られた本物の作業員。もがいている。
さるぐつわが外れて叫ぶ作業員（上半身ランニング）
作業員「誰か～！、誰かいないか～！！侵入者だぁーー！！」
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■食肉プラント内のスケッチ　1
■食肉プラント内のスケッチ　2
■同　プラント内
■ウイローの手持ちのパーソナルＰＣの警告音が鳴る。
　手際よく「安全第一　検査済　」と書かれたステッカーを
　貼ってゆく、作業員に化けたウイロー。
■ウイローの手持ちのパーソナルＰＣの警告音が鳴る。
　手際よく「安全第一　検査済　」と書かれたステッカーを
　貼ってゆく、作業員に化けたウイロー。
　ウイロー「ほいっっと」「はい終了！」
１９ページの分　流用　ウイローのモノローグ
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■セキュリティー・センター
■同　センター内
　オペレーターＡ「フロアＤ-2侵入者・・・・確認できません。」
■たくさん設置された監視モノター
■一つのモニターに　男（ウイロー）の姿
　ＯＰ「侵入者　発見しました！Ｇ-9区画・・・」
■モニターにはおどけた様子のウイロー。モニターカメラにむかってにやっと笑うと
　シールをべったりはったので、真っ暗に。
銃をもった黒服の男たち、数人が廊下をかけてゆく

■走ってくる男たち　
　その向こうに私服に着替えているウイロー
黒服の男「止まれ！！　　　貴様　何者だ？！」
　　　　「・・・目的はなんだ！？誰に頼まれた？？」
ここに　
種明かし　入れ込む

黒服「あんた・・・・わかっているのか、われわれの、このプラントが人類にとって
　　いかに有効か！」
　　「いくらで雇われたか知らんが・・・・
我々に付けば、二倍・・いや三倍の額を支払う。　　考え直せ！」
ウイロー「・・・・・そいつは、ちょっと魅力的な提案だな・・・」
　　　　　「だが・・・・・・もっと魅惑的なのは・・・・・・
　　　　　　　　スリルとサスペンス・・・・だろ！」
■手袋のスイッチを押すウイロー
■「点検済」のステッカーが一斉に爆発する　（2,3カット）
■背後でプラントが大爆発する　　カメラにむかって走ってくるウイロー
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■謝辞■

今回は非常に時間が掛かってしまいました。
二年ぐらい、かかったのではないでしょうか。
構想はずっとあったのですが、なにせキャラが言うことを
きいてくれませんでしたから。

それに、人は怠け者です。
生ゆるい環境で、緩んでしまいましたね。そろそろ立ち上がらねば。

人って、目の前のエッチなビデオや、おいしいお酒に逃げたくなってしまう弱い生き物でしょ。みなさん？違うの？？

「・・・あ！っ痛ぇぇ！」

・・・・いまウイローにスリッパで殴られました。
もともと、自分が主人公のキャラクターモデルに考えていたのは、
ジョニー・デップ。・・・だったのに。なんでこんなヤツになってしまったのでしょう。

お話のプロットは、かなりたまっていて、描けない時の鬱憤を
お話作りで、解消していました。

少しづつ、発表していきたいとおもいます。
サポートよろしくお願いします。書き込みもお待ちしています。

ありがとうございました。

note ——つくる、つながる、とどける。