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世界の中心で助けを叫ぶ(叫びたい)

【この記事を書いてる人とその家族】
私…42歳。元高校教師。現在音楽教室主宰。
夫…46歳。高校教師。
長男…7歳、小2。自閉スペクトラム傾向。知能の遅れなし、言語理解が異常に高い。
次男…4歳、年中。今のところ定型発達。過剰適応あり、癇癪、強いこだわりあり。


昨日と今日は支援級の担任の先生が修学旅行引率のため不在。
知的級の方の担任の先生はいる。
うちの学校は支援級の人数が少ないからか、知的級と情緒級が1クラスに入っている。
でも担任はそれぞれ。

で、知的級の先生は、そのクラスの生徒と一緒に、その子の交流クラスで給食を食べるそう。
そうなると支援級の教室は誰もいなくなっちゃって、元の自分のクラスに戻って食べるしかない。
昨日はそれが辛かったみたいで、今朝は不安が強くなっていたようだった。
あとは、学校に入っちゃうと、ママに電話できない、というのがかなり苦痛なようだ。
電話をしてきたからと言って、早退したいと言うわけでもない。
ただ、私と話したいだけなのだ。
その、自由が利かない感じとか、拘束されている感じが窮屈なのかな。

何かに夢中になっている時は平気みたいだけど、ふとした時にホームシックになるようで、その時に家に帰れない、ママにも会えない、電話もできない、という状況は…まあ辛いだろうな。


私が小学5年生の時、船に乗って外国に行くという10日間くらいのキャンプがあって、参加した。
あの時、5年生は少なくて(小5〜中1まで参加できる)、うまく友達も作れず、むしろ部屋の同室の人から軽くイジメに会っていて、帰りたいと思っても海の上。
電話も通じず、ホームシックでごはんも喉を通らなくなり、かなり辛かったのを今思い出した。


息子がそういう気持ちなのだとしたら、それはさぞ辛かろう。



しかし今日は、私も辛いという話をしたいのだ。

子どもたちの、朝の準備が進まない。
けっこう早く起こしてるけど、本来の登校時間である8:15には全然間に合ってない。
その上そこから「学校怖い」が始まるので、家に戻ってきて8:45頃。
そこから次男の準備をして、9:20までの登園には間に合わない。
同時進行でやれればいいのはもちろんだ。
できないから悩んで困っているのだ。


長男はとにかく無駄な動きが多い。
ご飯を食べていてもすぐ弟と遊び始めちゃう。
以前は、朝はNHKのニュースの時間としていたが、ニュースに真剣に見入ってしまうので、テレビ禁止ルールに変更した。


一つ一つ声がけしてもすぐ気が逸れる。
忘れないようにと目の前にハンカチティッシュを置いていても、忘れる。


これは特性なのか性格なのか。
わからなくて困るのだ。


という話を昨日カウンセラーさんにしたら「それは特性でしょうね」と言われて諦めがついた。
諦めがついたけど、次男まで遅刻させられるのはなんとかしたい。
でも何とかしようと思うと焦ってイライラする。
結局声を荒げてしまうし、荒げたところで暖簾に腕押しなのでまたイライラする。
毎日この繰り返し。


次男も次男でこだわりが強く、担任の先生がお部屋に来るまで入らない、と決めているらしく、それまで一緒に待たなければならない。


送迎が終わるとグッタリする。
朝の削られ感ハンパない。

それだけ苦労して送り出しても、13:30にはもう迎えに行かなければならない。
私の時間、10:00〜13:30。
その間に自分のごはんと仕事と家事。
1分たりとも無駄にできない。


などという生活、四十路ママにはキツすぎる。
時間がないだけではない。
朝のカロリー消費ハンパないのだ。



発達支援センターが主催している「家族教室」の案内が来た。
発達障害、勉強しないと。

でもいつも思うんだ。
子どもに対するケアはたくさんある。
その子どもを育て、日々扱う母親のケアはどこでだれがやってくれるんでしょうか。

『発達障害の子どもを育てるお母さんは、家事も仕事も免除。行政が支援します。』


てならんかな。
ならんな。
そんなことしたら日本はあっという間に破綻するね。



そんでさ。
まあ私だけかもしれないけど、母親と仕事人という役割だけでももうキャパオーバーなのに、夫に、妻や女性の役割まで求められたらもうウザい以外のなにものでもない。
なんでわかってもらえないんだろ。
私が毎日えぐられるような気持ちで過ごしているのに、なんだか能天気だなと感じてしまう。
いつまでも恋人気分を求められるのは本当に苦痛だ。


それはそれ、これはこれと分けられるほど、私の脳みそは優秀ではない。

夜通し授乳の赤子を育てている疲れ切った育児ノイローゼの妻に夜の営みを求めてキレられたという話を聞くが、あたりめーだ。
しかし、育児ノイローゼになるのは産後だけではないとわかった。


誰か助けてくださーい。
周りの人は誰も頼りになりませーん。


と、世界の中心で叫びたい。

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