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【留学】海外の大学にサークルはある?

皆さんは海外の大学に留学に行かれた経験があるだろうか。

留学に行かれたことのある方は、「あること」に気づかれたのではないだろうか。

そう。日本の大学と海外で「サークル」というものの立ち位置が大きく違うということだ。

そもそも日本語で言う「同好会」や「クラブ」といったものは英語の"circle"で言い表すことはできない。日本に初めて来る外国人留学生はこのことを知らないことが多い。

カナダの場合、クラブ活動はあるのだが意味が大きく異なる。僕の行っていた大学では「クラブズ・デイ」と呼ばれる日にまとめてクラブに入会する。そこでは各クラブの代表がキャンパスに集まってブースを開き、説明会を行うのだ。

日本の大学にも新歓ウィークは存在するが、カナダの場合新歓飲みや歓迎会を行うことは決して多くない。

なぜか。

日本のサークルほどコミュニティ色が強くないからである。すべてのクラブが「毎週何曜日にこの場所で集まって何かを行う」ということをするわけではない。もちろんそうではないものもたくさんあるが。

カナダの場合多くのクラブが「今度この場所でこのイベントやるから来てね!」という感じなので、ある程度仲が良いもの友達同士が「よっしゃ行くか。楽しそうじゃん。」という感じで行くことが多いので、もしクラブ活動に居場所を見つけてコミュニティづくりをしたいなら、クラブの選別が必要である。

また、こういった特性があるので、クラブに何個所属してもおかしいことはない。僕自身、何個所属していたか覚えていない。クラブズ・デイで気に入ったクラブにサインアップさえすれば後は自動でメールが回ってくる仕組みになっていた。

自分が面白そうだと思ったクラブにはとりあえず入ってしまえばよいのではないだろうか。気に入らなければ行かなければよいだけである。留学は経験に大きな価値があるので、興味のあるものには積極的に参加してみよう。思わぬ出会いもあるかもしれない。

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