英語を勉強すれば英語で夢を見るようになる?
英語を勉強しているというと、よく友人からこういう質問をされる。
「どれくらい英語を勉強すれば英語で夢が見られるようになる?」
結論から言おう。
ゼロだ。
これは別に「いや、This is a penくらい誰でも言えるでしょ」とか「そんなこと言ったらカタカナも英語みたいなもんだろ」と言っているわけではない。
正直、this is a penが言えたら英語で夢を見たと自信満々に言っていいと思うのだが、そもそもそんなことを言う機会が夢の中にあるのか、という話になる。
逆に考えてみよう。夢の中で英語を話す機会があれば、当然英語を話すようになるはずだ。どれだけへたくそでも。
そしてもう一つ考える軸を用意したい。それはそもそも日本語で夢を見ることがあるのか、ということだ。日本語で夢を見るとはいったいどういうことなのだろう。
ここまで来たらもう答えは出ている。そう、英語を話す人が夢に出てくればいやでも英語を話すようになるのだ。例えば、外国人の友達やホストファミリーが夢の中に出てくるとしよう。
夢の中だからと言って日本語で無理やり話すだろうか。僕の経験上その可能性は限りなく低い。
逆に自分の家族が出てくる夢で英語を使って家族と話すだろうか。
結局、現実の世界で英語を話す人が夢に出てくれば英語で話すし、日本語を話す人が出てくれば日本語で話す。それだけ単純な話なのだ。
僕はスペイン語を勉強しており、まだまだかなりの初心者だが、スペイン語で夢を見たことがある。メキシコ人の友達が出てきた時だ。口から出てくるスペイン語がへたくそすぎて自分でも焦ったが。
英語で夢を見ること自体は簡単だ。問題はその中でどれだけうまく話すことができるかということではないだろうか。
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