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留学行くなら現地の方言を勉強しよう。

僕は学生時代に1年だけカナダに交換留学に行った。

ずいぶん前からカナダに行くということをあらかじめ決めていたため、行くまでにカナダ英語を率先的に勉強した。

しかしほとんどの方はカナダ英語とアメリカ英語の違いなんか知らないし、おそらく違いが存在するということも知らないだろう。

カナダ英語はアメリカ英語と比べて何が違うのか。

詳しくは下のブログの記事を見ていただきたいのだが、

簡潔にまとめると、ボキャブラリーや発音、文法がアメリカ英語と「ほんの少し」だけ違う。

このように、日本語と同じで英語にも方言がたくさんある。すべての方言が独自の魅力を持っており、全てをマスターするのはネイティブでも不可能だ。

そこで、あらかじめ英語がすでに流暢で自分のアクセントをお持ちの方、または特定の英語をベースに勉強している方は除いて、これから留学に向けて英語を勉強する方はぜひ留学先の英語を勉強されることをお勧めする。勉強の範囲は文法、発音、ボキャブラリーのすべてだ。

これをお勧めする一番大きい理由は、やはり物理的に現地の言葉を知っていたほうが生活に便利だということだ。

当たり前のような話ではあるが、現地の人は現地の言い回しを使うし、現地のアクセントで話す。例えばイギリスでは、アメリカ英語のsubway(地下鉄)のことをtubeと呼ぶのだが、地下鉄に乗ろうとしてsubwayの文字を探してロンドンの街を一日中探し回ったところで当然見つかるわけもない(現地人にはsubwayと言えば通じるが)。

生活する上で言葉は欠かせないし、覚えるのにも時間がかかる。どうせ覚えるなら行く前に覚えてしまってはどうだろうか。

また、これは当然ボキャブラリーに限った話ではない。今までずっとアメリカ英語の教材で育ってきた人間がいきなりオーストラリアに行ったらどうだろう。会話が聞き取れず、ストレスがたまる生活が待っているのは火を見るよりも明らかだ。

こういったものは受動的に学ぶより、主体的に学んだほうが良い。

これは二つ目の理由にもつながるのだが、言葉を統一してしまったほうが圧倒的に学習が楽になる。例えばアイルランド留学をするなら、アメリカ英語を勉強しながらアイルランド英語をかじるより、アイルランド英語に絞ってしまえば、こんがらがらなくてすむ。

教材はYouTube等を調べれば簡単に見つかる。この時英語の教材を使って英語のまま勉強することをお勧めする。現地の言葉を現地の言葉で説明できるようになれば語学力は一人前だ。

そしてまた、特に田舎に行く場合は現地人としては現地の言葉で話してくれたほうが喜んでくれるということは間違いない。

「郷に入ったら郷に従え」を強制する必要はないが、迷っているなら参考にしてみてはいかがだろうか。



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