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外国人と話す時に緊張しない究極の方法。

よく、家で一人で練習しているときは英単語などがスラスラ出てくるが、いざ実際に外国人と話す機会があると、緊張して頭が真っ白になって話せない、という話を聞く。

確かに、自分が何か言わないといけないプレッシャー、間違えてはいけないプライドなどが余計に邪魔をして自分の意見をうまく表現できないという問題は往々にして起こりうる。

これはもちろん、場数をこなし、時間さえかければ克服することができる。

しかし、これは誰もが最初にぶつかる関門であり、時間をかけて克服したくないと考える方も一定数いるだろう。第一、できるものなら早めに緊張をなくしてしまいたい。

ここで、緊張を克服するための僕なりの一つの考え方をご紹介したい。


それは、「今あなたが話そうとしている人はあなたの親戚である」というものである。


よく舞台などで「観客はカボチャだと思え」と言われるが、ぜひ皆さんには観客、つまり聞き手は全員血のつながった親戚であると思っていただきたい。

ばかげていると思われる方もいるかもしれないが、最後まで聞いていただきたい。

カボチャの例と比べて決定的に違うのは、これがかなり高い確率で「事実」であるということだ。

最新の科学によると、現在の人口と世代を計算して割り出した結果、人類(ホモ・サピエンス)は約3000年前に共通の先祖を持っていた可能性が高いという。

そして我々の共通のお母さんの名前は「ミトコンドリア・イブ」という。こんな顔をしているそうだ。

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     出典:http://akakage.blog.jp/archives/1066508314.html

「人類みな兄弟」という言葉はあながち間違いではないのかもしれない。

そう考えると、目の前の電車の席でうたた寝しているおばさんも、ちょうどいま煙草の吸殻を捨てたおじいさんも、みな家族ということになる。

当然外国人も、遠いとはいえ親戚である。したがって緊張する必要は全くない。外国人との交流が少ないと、肌の色や骨格が違いについ身構えてしまうかもしれないが、みんな親戚だと思えばよいのである。

そう考えると、人種差別なんてばかばかしく感じないだろうか。外見だけに注目すれば、兄弟同士でほくろの位置をめぐって争っているようなものである。もちろん、実際は政治的な背景などもあってそう簡単にはいかないが。

だが、グローバル化が進む中で一度立ち止まって、他人との接し方を振り返ってみてはいかがだろうか。


ちなみにこのメンタリティは上司などへのプレゼンでも使える。さすがにふんぞり返った態度を出したらまずいが。

筆者は一切の責任を取らないこととしよう。


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