もらったイノシシ肉を食べてみる、そういう日
※この記事は下のアドベントカレンダー企画に参加しています。
職場のお客さんからイノシシの肉をもらいました。
どうもこんばんは。紅烏SOU(べにからす そう)です。今年から田舎のカーディーラーで営業マンやってます。
この前、車の点検に来たお客さんと話してると、お客さんが趣味で狩猟をやってる話になった。今は狩猟解禁中のシーズンで、今日も罠にかかったイノシシにトドメを刺してから車を点検に持ってきたらしい。バイタリティがすごいな。
そのお客さんが帰る時にクーラーボックスから、上の写真の通りに包まれた肉の塊を取り出し、「これあげようか!」と俺の両の手にずしりと乗っけた。「後で手ぇ洗えよ!」とも言われた。さすが狩猟のプロは衛生管理もしっかりしている。
で、持って帰ってきた。
俗に言うジビエってやつだ。鹿の肉は小学生のころになんかのBBQで食ったことがある。ただイノシシは多分無かった気がする。
まあ、とりあえず焼くことにしよう。調理法として有名なのは多分鍋だ。牡丹(ぼたん)鍋とか有名だしな〜。でも出汁を引いたり味噌を買ったりするのも面倒だ。うちにはそもそもそういった類の調味料がないし。
そしてうちには包丁もない。
だが
"マゴロク・E・ソード"ならある___
分解もできる。俺はエヴァンゲリオン初号機……。
そんな関孫六のちゃんとしたキッチンバサミを使って、数切れだけ切り取ってみた。意外と行けるもんだ。
行くぞ!
パターン青!(イノ)シシです!
(火通ってないのは絶対に嫌だったのでより細かく切った)
(電子レンジにも入れた)
食うぞ…………
とりあえずそのままで味わってみることにしよう(と言いながら怖いので焼肉のタレを付けている)。
パク
モグモグモグ………
……ドドドドドッ………………!!!!!
喉の奥から""野生""が駆け出してきた。ああ、秋の広葉樹林が見えるぞ……!
ただそういった「獣臭さ」だけではなく、ちゃんと旨味もある。噛めば噛むほど出てくる。美味いな。
でも味わってると俺の理性と咽頭が""野生""に負ける(つまりえずいている)ので、ごはんとかと一緒に食べた。イノシシってうんめぇなぁ!オラおでれえたぞ!
まあでもやっぱり焼くよりは鍋にすると美味いと思われる味だ。昔の日本人はよく分かってるなあ、としみじみ思った。和食はいいね、リリンの生み出した文化の極みだよ。
ハァ、鍋で食いたいな…………
………………年末年始はしっかり帰省するかぁ。
※追記
実家に持って帰ったら、煮込まれてチャーハンになって出てきました。
美味すぎた……
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