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なぜAmazonが、あえて「リアル書店」に力を入れているのか

オンライン通販最大手Amazonが手がけるリアル書店Amazon Books。

実店舗とは正反対の手法で急成長を遂げたAmazonが、なぜあえて今、リアル書店を提案するのかご存知でしょうか?

Amazonならではのユニーク試み

1.日本でよく見る背差し(棚差し) での陳列はしていない:
全本 、表紙を正面向け陳列する「面陳(面陳列)」や「面展(面展示)」から、台表紙を上にして本を積む「平積み」

2.厳選された品揃え:
Amazon星数評価やカスタマーレビュー、売上や人気、有名作家やスタッフからオススメが考慮され、150坪広さ約5,000冊絞り込まれている

3.プライスカードによる価格表示はおこなっていない:
店舗の書籍価格は、オンラインのAmazonストアと同様に需給状況に応じて価格を変動させる「ダイナミック・プライシング」を採用している

4.書店では珍しい返品制度を導入:
本の内容が気に入らなかった場合など、購入から30日以内に返品すれば全額返金される


今後も増えるAmazonのリアル書店!

Amazonは、ウェブサイトでショッピングに改革をもたらしてきましたが、成長を続け、顧客ベースを拡大するには、さらに多くの店舗を開設する必要があると考え、5年以内に実店舗を100店展開するそうです!

これだけ成功しているAmazonであってもリアルを重視しているというのは、感慨深いですね。

Amazonは、本だけではなく色んな商材を扱っているので、リアル書店だけではなく、ほかの業態でも横展開が進みそうですね!
既に、高級スーパー「ホールフーズ」を買収して、小売にも参入していますし。

※参考:ホールフーズ買収について(日経産業新聞オンラインより)


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