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葬儀・法事 Q&A (^-^) /

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お仏壇屋勤務時に担当させて貰えた、葬儀相談や立ち会いと供養ごと等の 電話相談の記憶を "bench_warmer_844" として書きなおしファイルにする
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2021年2月の記事一覧

A 新入社員向け葬儀マナーのweb記事

A 新入社員向け葬儀マナーのweb記事

ビジネス新聞のインタビューに答えたことがあります。「先輩や上司の家庭にご不幸がありお葬式をあげられることになった」その時の新入社員の対応ハウツーをwebで記事にされるためでした。
ご存じのかたもお出ででしょう。ノンペイドパブリシティと呼ぶこの種の記事は、メディアに広告を出稿した際に逆にお声がけがあって会社名を掲載する権利を頂戴するケースが多く、宣伝ではない情報提供の機会になり、押し付け感を抜いて権

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B お線香と香水

B お線香と香水

「♪ べつにきーみをもーとめてなーいけど ♪」と、6才の孫娘が廊下で歌うのを聞いたのは半年くらい前だったと思います。幼稚園や学校で習った歌をうちに帰って歌うのは日常茶飯事で、いつも何のこっちゃわからんまま聞き流しています。それで年末近くになってこれは、ヒット曲のフレーズだとわかりました。「香水??ドルチェアンドガパーナ??」あぁそういうこのなんかと知っていいノリだと思ったものだから、入手したばかり

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C お墓を想う

C お墓を想う

昨日、亡父の祥月命日でお寺に孫も含めた家族5人でお参りしてきました。うちのお墓は郷里の北大阪から、現在の東京の所属寺に引越したものです。墓碑にはわたしの家系の先祖代々という文字と、祖父母、父、叔母の法名(浄土真宗)。それに妻の両親の真言宗の戒名が刻まれ、それぞれお骨が収められています。参る主体である我々家族が思い出せるお骨は幅広く受け入れる方針です。

室内の墓苑(納骨堂)のお仕事をさせてもらって

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D お葬式を想う

D お葬式を想う

かつての職場の仲間に、ある40歳くらいの女性が居ました。わたしたちは葬儀社さんとは別の立場でご相談を受けたお客様ご家族のお葬式に立ち会わさせてもらっていたのですが、何度かふたりペアで担当したことがあって、その時の彼女の振る舞いから教えられたわすれられない思い出があります。

不謹慎な言葉遣いであることを承知の上で申させていただくと、わたしはお葬式のクライマックスは式場から火葬場に移動する前にお棺に

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E お仏壇を想う

E お仏壇を想う

自分が、実生活でお仏壇を手にした経験について書きます。

我が家のお仏壇は別途投稿していますが、様々な環境が熟したのちに「リビングルームが本願寺になるよ」などと家族に伝えながら設けたものなので上の見出し写真とは異なります。この見出し写真(左)は我が家に初めてお仏壇を迎えた20年近く前のイメージ、そして写真(右)は、数年前に大変お世話になったある高名な僧侶の先生とお話をしている時にひらめいたイメージ

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