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Figmaとデザインとメッセージ

今週からDegital first campの講義の内容がデザインに関することになった。
言葉でのメッセージ以外のところをデザインというらしいのであるが、様々な理論をざっくり学ぶことができて、とても素晴らしいと思う。
Figmaというツールはこのキャンプで初めて知ったが、とても洗練されたツールで、ほぼパワポのみで人生生きてきた私にとっては、こういうものを使ってWebはデザインするのだと勉強になる。こういうツールを使ってミリミリ様々なメッセージを織り込んでいくというところに、Webデザイナーさんの気合を感じたりする。
デザインの基本に関しても、色の彩度とか、明度とか、字のフォントであるとか、余白の持つメッセージであるとか、その組み合わせでどのような対象にどのようなメッセージを伝えるのか?というところをあらかじめ決めて話を進めていくというのは大変参考になる。
なんとなくでイメージしていたものを、こうした理論をもとに表現できるようになるということは、一つ大切な一歩であるように思う。
音楽でも絵画でも、いわゆるアートというところでは何を表現するかが問われるが、Webデザインでの上記のようなお話というのは、例えばピアノでいうところのダイナミックス(音の強弱)とか、テンポとか、レガートであるとかスタッカートであるとかの表現型に対応するものなのだろう。
表現する際に、何をどのように表現したいのか?というところが一番問われるところであるが、この何をというところは自らの中から湧き出るところであり、もっとも根源的なものであるように思う。
少なくともAIに欲求は無いであろうから、すべての行動の根源となるべき欲求に関して、自身を深く見つめる必要があるだろう。そうでないと、自らが表現しようとしていることに、自分自身が満足できなくなるということが起こりえる。
やはり、すべての表現というところには、自らがどのように生きたいのかという生物として根源的な欲求が問われているのだなと思うのである。


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