講演も研修も一期一会【10年ぶりの再会】
とても嬉しいことがありました。昨日、別府のホテルをチェックアウトしようとしたら、
「高萩先生!」
と男性から声をかけられました。(私は先生ではないけれど)
山下洋法さん。
平成23年、東日本大震災があった年の10月に、我が故郷大分で大講演会を主催してくださったメンバーのおひとりです。
その後、SNSではやりとりしていましたが、実際にお会いするのは10年ぶり。講演会以来です。
YouTubeライブをいつもみてくださっていたそうで、私が別府に来ていることを知って、顔を出してくださいました。
10年前、まなびば大分さんという団体が主催した講演会に講師として登壇させていただきました。
その時の講演会の様子です(写真は山下さん提供)
当時は結構、講演に飛び回っていたこともあり、年間50回から60回は講演や研修を受けていた時期です。そんな中でも、主催者の方との事前のやりとりが強く印象に残っています。
大分でも最大規模の会場をエイやで借りたこと。
必ず満席にすると覚悟を決めたこと。
チケットは1枚1枚手売りすること。
地元の新聞社やテレビ局にも告知の協力を依頼したこと。
講演をお引き受けすると決めてから、当日に向けて、主催者として今、何をやっているかを逐一報告してくださったのです。
当日、講演会場は約束通りに満席。有名人や芸能人ならともかく、
「高萩?誰、それ?」という無名の講師を呼んで、
チケットを手売りして、満席にする。
どれだけの覚悟を持って主催しているのか、胸が熱くなりました。
テーマは「サービスの本質」でしたが、東日本大震災で暗くなりがちな気持ちをグッと明るくしたいと全力投球したことを覚えています。
(何を話したかは忘れてしまいましたが)
あれから10年。
90分ほどの講演を実際に聞いていただき、
その後の懇親会で少しお話をした程度だったと思いますが、10年間、私をずっと気にかけてくださっていた。
講演、研修は決してその場限りのイベントではなく、人と人を繋ぎ続けるものなんだと、改めて感じました。
今日は立ち話を10分くらいしてお別れしたので、また機会を見つけて、10年分の近況報告を伺いたいと思いました。
コロナ禍でストレスが溜まることもたくさんありますが、それでも、YouTubeやブログなどSNSで発信を続けて来て良かったと思いました。
研修会も講演会も「今はちょっと・・・」と足踏みされている主催者の方も多いと思います。
それでも、リアルの「集まる場」は絶対に必要です。Zoomなどのオンラインにも良い点はたくさんありますが、それでもリアルには到底及びません。
広い会場を確保する
参加者数を絞る
ハイブリッド開催にする
など、工夫すれば講演会、研修会は開催できます。そろそろリアルで講演会を再開しませんか。聴講してくださる参加者の皆さんも、「リアルで話を聴く」ことに飢えていると感じます。
「講演会、研修会、やりたいのだけど、踏ん切りがつかない」とおっしゃる主催者の方。私が背中をそっと押します。もちろん「どうしたらできるか」を一緒に考えます。
皆が萎縮している、今だからこそ、「集まる」ことの価値を再認識しませんか。煽り立てる人に威圧に負けてしまい、周囲の人と一緒になって萎縮自粛していたら社会は壊れてしまいます。
大人が変に周りの空気を読んでいるから、子供たちが犠牲になるのです。子供たちの未来を考えたら、まずは私たち大人が範を示して、活動を再開させましょう。
ご相談はお気軽にどうぞ。私で良ければ、全国どこへでもお邪魔します。
一期一会を大切に。
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現場の実情に合わせた研修プログラムをオリジナルで作成します。講演テーマも柔軟に対応いたします。
どうぞ、
お気軽にご相談ください。
☆高萩徳宗への研修講演依頼専用ホームページ
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