見出し画像

【勝手に総評 SC相模原】 概要 &GK・DF編

たけち です。
1年ぶりの投稿になりますが、今回はFootball Manager ではなく、リアルのクラブの話をしたいと思います。

需要?? そんなの知らん!!
書きたいから書くんじゃい!!!


【概要】

なんで相模原??って感じですが、
1. 実家がホームタウン
2. 地域リーグ時代から観てた(1回だけ)
3. 補強がおもしろかったから

が主な理由。

3に関しては過去には、
・FW 高原直泰(沖縄SV・磐田など)
・MF 稲本潤一(川崎F・札幌など)
・MF 水野晃樹(千葉・柏など)
・GK 川口能活(磐田・横浜Mなど)

現所属ではMF藤本淳吾(名古屋・横浜FMなど)がその枠になります。

あとは史上初J1-3の全カテゴリーで退場処分を喰らったDF森勇介(川崎F・東京Vなど)やジェフ千葉奇跡の残留の立役者MF谷澤達也(千葉・藤枝など)などJリーグ好きなら「あー あの選手も相模原にいたのかー」となる個性豊かな選手が所属していました。

気になる方はwikiへGO!!


さてさてそんなSC相模原、今季はクラブ史上初となるJ2を戦いました!(歓喜)
降格枠4つ、五輪による中断、コロナ禍etc...
選手・スタッフのみならず我々サポーターにとっても難しいシーズンでしたね…

結果としては8勝14分20敗の19位。
最終節最後の最後まで粘ったものの無念の降格。
しかし圧倒的降格候補と言われスタートしたシーズンは結果的に全Jクラブの中で最後に降格が決定するまでの戦いを見せてくれました。

そんな諦めの悪い男たちをぜひ皆さんに知ってほしい、そんな想いで勝手に総評していきたいと思います!


【GK】

No.1 アジェノール
5(0)試合出場/6失点

1月のクラブ会員限定のYouTube配信にて突如発表されたブラジル人GK。
昨季の正GKビクトル(山形)の移籍を受け、GKは補強ポイントだったためサポは歓喜の舞を踊ったと言われている。(知らんけど)

アジェノール加入に歓喜するサポーター(イメージ)


しかしながら入国制限の影響を受け、初出場は5月までお預け。サポーターの期待感はさらに高まっていく…
身体の重さは気になったものの、日本人GKには少ない強シュートにも対応できるパワーや希少性の高い左利きGKという点は高く評価できます。(FM21では星4.5で後にC大阪に移籍しました笑)
しかし期待値とは裏腹に監督交代の影響やライバルの台頭もありシーズン5試合の出場に留まりました。
去就は不明(12/26現在)。恐らく長期離脱中の竹重の状態次第で決まるのかなあと勝手に思っています。日本に慣れてきた2年目の活躍を期待したいと思います。
チャリでその辺を走ってる姿が目撃されてるそうなので、誰か見かけたら来季どうするか聞いてみてください。


No.16 三浦基瑛
21(1)試合出場/32失点

今季最多出場のGK。
開幕戦こそ控えだったものの、第2節〜12節まで正GKの座に着くことに。しかしその後はアジェノール加入や監督交代の影響を受け、控えに逆戻り。しかし&しかし第33節京都戦での竹重の離脱もあり、その後はスタメンに再び返り咲くことになりました。
足元の技術があり、後方から繋ぐサッカーをするなら1stチョイスになります(平均ロングパス数はリーグ10位)。試合前練習のフィードを見ても正確性の高さは印象的でした(当社比)。
来季の課題としてはやはり失点数を減らすことが1番になります。GKだけの責任ではないのは当然ですが、ポジショニングが怪しい場面がちらほら見受けられたので、渡辺GKコーチの下更なる成長に期待です。
最終節の涙を糧に来季は飛躍の年になることを祈っています!

No.21 竹重安希彦
16(0)試合出場/16失点

今季横浜FCから加入したベテランGKで高木政権下での正GK。
開幕戦スタメン出場したものの、ファンブル連発で不安定な印象を受けたサポーターは多かったではないかと思います。事実第2節からは出場機会を奪われ、三浦政権下ではリーグ戦出場がありませんでした(天皇杯で出場したくらい)。
しかし監督交代をきっかけに事態は急変。高木監督はアジェノールが微妙と判断したのか、竹重を起用。するとその後は開幕戦が嘘のような活躍を見せ、五輪中断明けには3試合連続無失点、4試合負けなしに貢献しました。
とにかく声が良く通る選手で、スタンドにいても後方からの指示が聞こえます。恐らくこの指示ができるかどうかが、高木監督の中でアジェノールと比較した際に重要視されてたのかなと勝手に思ってます。しかも空中戦やセーブはリーグでも屈指の実力があり、なぜこのレベルの選手が開幕戦であんな感じだったんだと未だに疑問です。
今は怪我を治して来季の開幕に万全の状態で出てきて欲しい、その想いでいっぱいです。


No.34 真木晃平
0(0)試合出場/0失点

福岡大学より加入の大卒ルーキー。
第4GKの位置付けを崩すことはできず、公式戦出場の機会を得ることはできませんでした。
あと1年くらいはいるor期限付きで地域リーグに移籍かなと思っていたら、まさかの契約満了。
GKならまだまだ諦める年齢ではないと思うので、腐らずに頑張ってほしいです。


【DF】

No.2 夛田凌輔
30(6)試合出場/0G 3A

弊軍の槙野枠。
SBとWBを両サイドこなすことのできるサイドのスペシャリスト。しかも3バックの右ストッパーもできる万能っぷりである。こういう選手が1人でもいると楽だよなあ(FM脳)。
闘う姿勢を見せてくれるタイプの選手で、恐らくモチベーターとしての役割も担ってたんじゃないかなと勝手に思ってます。
攻守ともに貢献度が高く、よく走る選手。
クロスにしろ守備にしろ、こなして欲しいレベルのプレーをシーズン通して安定して行っていたので、もしかしたら来季はいないかも知れません(2年目ですし)。
ただ彼が抜けるとかなり痛手なので、ぜひとも残留して頂きたいです。


No.3 エドゥアルド・クンデ
7(0)試合出場/ 0G 0A

君は何処へ。2月に加入が発表されたブラジル人CB。
アジェノール同様、隔離期間を経て5月にデビューしました。昨季終盤を支えてくれたDFミルトンがブラジルに帰ってしまったので、当然その穴埋めとして期待感は高まっていました。
しかし蓋を開けてみれば出場はわずかに7試合。
6/26を最後にスタメンから外れてからチームの状態が向上してきたことや、五輪明けに新戦力の加入もあり完全に高木監督の構想外となってしまいました。
アジェノール同様FM21では星4.5の圧倒的主力なんですけど、やはりゲームと現実は違いますね。
来季彼の姿をギオンスで見ることはできるのでしょうか…。


No.5 梅井大輝
9(5)試合出場/ 0G 0A(1G?)

飛べ!魅惑のハイタワー!!
身長194cm、空中戦における勝率は100%といっても過言ではありません。セットプレーではターゲットとしては最強。正直負けたとこを見たことがありません。しかもターゲットとしてだけでなく、ロングスローという飛び道具付き(どちらかというとロングスローを受ける側なんじゃ…)。しかしこの武器が後に奇跡を起こすことになります。
三浦政権下では3バックの左ストッパーとして活躍していたものの、高木政権下では控えになってしまいます。さらに夏には負傷により4ヶ月の離脱を強いられてしまい、更に立場が悪くなってしまいました。
そんな彼の復帰戦は第40節愛媛戦。残留争い直接対決。負ければ残留は限りなく厳しくなる一戦。
試合終盤に投入されると得意のロングスローをゴール前に供給。すると思ったより伸びたのか、相手GKはうまく処理できず、さらに味方DFとの交錯もありボールに触れてゴールイン!なんとロングスローがそのまま入るという奇跡(記録上はオウンゴール)!!
復帰後はDFではなく、FWとしてターゲットマンの起用をされており、いつぞやの闘莉王を思い出しました。
来季も残るかなと思っていましたが、契約満了のリリース。大好きな選手の1人だったので寂しい気持ちもありますが、新たな挑戦を応援したいと思います!


No.13 石田崚真
20(6)試合出場/ 0G 0A

磐田から完全移籍加入したRSB。一応LSBもできるみたいですが、あまり見たことはありません。
ピンポイントクロスより高速クロスを得意とする選手で、あまりの高速さに味方もうまく合わせられないことがしばしば見受けられました。クロスを上げる意識が高いので、チャンスを多く作ってくれるのは嬉しいポイント。
夛田の去就が不明な以上、石田にかかる期待は大きい。シーズン終盤はふんわりクロスを見る機会が増えてきてたので、是非ともクロスの球種を増やして欲しいところ。


No.18 白井達也
25(1)試合出場/ 1G 0A

大卒2年目、若きディフェンスリーダーへと成長を遂げた飛躍のシーズン。
シーズン始めは昨年同様主力の一角という印象でしたが、夏にパリ世代の木村と藤原が加入すると変化の兆しが。3バック中央で2人に声をかけながら、ディフェンスラインを統率していたのが、とても印象的でした。
身長180cmとCBとしては決して大柄ではないものの、エアバトルの強さは健在。地上戦も安定感を持ってシーズンを戦っていました。
来季はJ2に個人残留かなと思っていましたが、先日契約更新が発表(歓喜)!来季は節目の3年目、更なる成長に期待です。


No.19 船木翔
15(2)試合出場/ 0G 0A

君は何処へ season2。C大阪より期限付きで加入したLWB。
シーズン序盤こそスタメンフル出場の活躍をしていましたが、7月以降は出番なし。怪我なのかライバルの台頭なのかはわかりませんが、夏のLWB補強(兒玉や高山)やLWBの既存選手に右利きが多いことや五輪明けから出なくなったことを考えると戦術的な理由で起用されなくなったのではないかと思います。
左利きでクロスでチャンスを多く作ってくれるタイプ。さらにシーズン中にはロングスロー取得に挑戦(ウチは何人投げれんだ)してた模様。あまり投げてた記憶はありませんが、アウェイ千葉戦では決勝弾の起点になってたようです。
オプションとしては欲しい選手ですが育成型期限付き移籍の形を考えると、より出場できるクラブに移ることが最善かなと思ってます。


No.24 鎌田次郎
15(2)試合出場/ 0G 1A

柏より期限付き移籍で加入したベテランCB。
昨季チームを支えたDF富澤清太郎(東京V)の移籍を受け、ベテランDFリーダー枠での獲得と思われます。
シーズン前半は主力として3バック中央でディフェンスラインの統率を行っていました。
しかし夏に加入したDF木村&藤原にスタメンを奪われてしまい夏以降の出場は大幅に減りました。
ラインの統率やポジショニングなど随所にベテランらしいプレーを見せており、若手の良いお手本になったのではないかと思います。
加入して早々キャプテンを任されていましたが、やはりJ1を長く経験した選手は一味違いますね。ピッチ内外で良い影響がたくさんあったはずです。
ぜひ来季もキャップと共に戦いたいです。


No.29 後藤圭太
2(3)試合出場/ 0G 0A

岡山より加入したベテランDFで鹿島イズムの継承者。
身長183cmとは思えないほどのジャンプ力を誇り、空中戦勝率はリーグ18位。
なかなか出番に恵まれず途中出場含め5試合に留まってしまいました。
しかし数少ない出場機会の中でも常に闘う姿勢を全面に押し出してるプレーが印象的でした。やはりユースから勝者のメンタリティを植え付けられてる鹿島育ちは違うなと改めて思いました。
残念ながら契約満了になってしまいましたが、まだまだ気持ちは衰えていないはず!頑張ってほしいです!!


No.30 川﨑裕大
28(1)試合出場/ 0G 0A

横浜FCより完全移籍で加入したCB。
身長175cmとCBとしては物足りなさを感じるサイズですが、3バックのストッパーなら問題なし。
これといった特徴がある選手ではないが、いるといないじゃ守備の質が変わってる印象でした。
これに関しては川﨑選手ごめんなさい、僕の目が節穴なんです。来季はちゃんと見ます…。


No.31 木村誠二
16(1)試合出場/ 1G 1A

夏にFC東京より期限付き移籍加入したパリ五輪世代CB。
たけち的夏補強成功ランキング2位と思う選手。エアバトル・地上戦・足元の技術、いずれもJ2トップレベルでかつ、20歳とは思えない落ち着き具合を兼ね備えています。さらにはクラブとDeNA様が力をいれたであろう「SAGAMIHARA ENERGY FES(千葉戦)」では86分に劇的ゴールを決め勝利に貢献する役者っぷり。クラブとして力を入れてたイベントではあったがあいにくの雨。雨天の中行われた試合ではあったものの、多くの人に「また来たい!」と思わせるような試合を演出し、まさにチームもクラブも救った一発でした。
来季は山形への期限付き移籍が決定しておりバイバイではありますが、陰ながら応援してるよ!


No.35 藤原優大
16(1)試合出場/ 0G 0A

夏に浦和より育成型期限付き移籍加入したパリ五輪世代CB。
浦和時代から少し見ていた選手ではありますが、特徴はなんといっても跳躍力。身長180cmとは思えない打点の高さは、あの元日本代表FW豊田陽平(金沢)を抑えるほどの実力。攻撃への参加も意欲的で3バックの右に入ると、自分で持ち上がることもしばしば見受けられました。
その姿を見て「あー 某緑のJ1クラブにピッタリなプレースタイルだなー 来ねーかなー」と思っていたら先日噂レベルではあるものの加入の可能性を見てビックリしたものです。
とはいえあくまで噂。
来季も相模原で共に戦うことが発表されました!
育成型期限付き移籍と契約内容は変わりませんが、木村がいなくなった分もカバーしてくれる活躍を見せてくれるはず。
ありがとう!

FW豊田(当時栃木)と競り合うDF藤原



次回はMF・FW編

FM21におけるSC相模原編も予定してますので、年末年始、暇すぎてやることなかったら見てください!

ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?