腰痛は自分で治すしかない

私が自分のアイデンティティを語る上で避けられないもののひとつに腰痛があります。
もう10代中盤からなので、15年ほどの付き合い。いろんな整骨院、接骨院、鍼灸院を試し、悪化したときには椎間板に注射を打ったりもしましたが、そんな私が辿り着いた答えは、

腰痛は自分で治すしかない

ということです。

もちろん今も定期的に接骨院と鍼灸、カイロで定期メンテナンスしてもらっていますし、坐骨神経痛が酷くて動けないときには神経薬とヘルコニア注射にもお世話になりました。
必要なときには必ず医療機関等にお世話になるべきです。

が、断言できるのですが、医療機関にかかっても、腰痛は治らない。
なぜなら腰痛の原因は自分の身体の使い方と生活習慣の積み重ねだから。どんな本にも書いてあるし、当たり前のことですが、私がこれに正面から向き合ってコミットできたのはつい最近のことです。

私の症状はMRIをとると腰椎の椎間板ヘルニアですが、そこを庇う生活が長く続き過ぎたために太腿裏やふくらはぎの筋肉がめちゃくちゃ硬い。そのために柔軟性がなくまた腰に負荷がかかる、の悪循環に陥っています。なのでこれを断ちたい。

180°開脚できるような柔らかさには本当に憧れるのですが、90°開くかどうかのカチカチの私はいきなりそこを目指してもしょうがないので、毎日すこーしずつやれることをやるしかありません。

身体の可動域を広げ、筋力をつけ、動かすことに対する怖さを除くこと。

これまで本当に沢山の腰痛の本も読み、実践と失敗（動けなくなる）を繰り返しながらもがく中で、一番助けてくれたのはこの本。

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ここに載っている体操（とくに反らしとスクワット）は一番効果を感じ、2年継続しています。足先まで痺れのあった坐骨神経痛が今は完全に消えています。

痛みの理屈の説明からしてくれています。
腰痛と一口に言っても一人ひとり症状も原因も違うと思うので、体系的にまとまっているものから原因を推定して、試して合うかどうか判断するのが一番良いと感じています。

とにかく腰痛に悩んでいる方は一度読んでいただきたい本です。