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編入試験が終わってから


7月に受けた、受験校がたった一校の編入試験の合格がわかってからは、後期の授業をそんなに取らなくて良くなったので研究とビジコンに全振りすることにした。

研究の時間を取るといっても、研究を今の大学で完結させるという意味よりかは筑波大学で行う研究の資料集めといった感じ!


8月

8月前半はインターンでお世話になっている会社で、中高生向けのプログラミングキャンプ運営をした。

運営の楽しさや、難しさ、教育や情報化社会について考える4日間だった。

インターンで運営したプログラミングキャンプ


他には、音楽会に行ったり、展覧会に行ったり。芸術にとにかく触れていた。感性をバキバキにさせられて、自分の表現も割としていた時期だ。ビジコンの構想を練ったりしていた。

遍在する音楽会
ICC Annual2023
目黒雅叙園



9月

9月は一年に一度くらいの頻度で会う友達と散歩をしたり、高校までの友達と遊んだり、と友人と時間を取ることが多かった。

散歩は下北沢を開拓した。とても天気が良く、ゆっくりした時間を過ごせた。詳しくはここで↓



友人と会話する時間が大好きだ。私の知らない考え方や、知らないものを教えてくれる。互いに意見交換して、また次に会う時に新しい話をする。少し離れたところで生活している同士だから、普段聞けないような話も聞けるし、毎回刺激的な時間だ。

毎日こんな感じで感覚に頼って生きてた。


初恋の悪魔の放送が始まったのも、9月だった。この秋は坂元さんの言葉に触れる機会も多く、noteもよく更新して、思考している時間が長かったように思う。

Immersive Museum 日本橋

いつも通り展覧会にも行っていた。テクノロジーを駆使した展覧会と、気になっている画家さんの油絵の展覧会。違うジャンルの展覧会に行くのも互いの良さを見つけられるから、とても良いと思っている。

友沢こたおさんの個展

10月

10月は展覧会によく行っていた。あと祭がテーマの、Tempalayのライブにも行った。

特に、10月中旬から下旬にかけて開催された、WOWさんの“Unlearning the Visuals”では会場スタッフとして働かせてもらい、多くの経験をした。

今回のテーマと、自分の研究対象が近かったこともあり、コンセプトや作品制作の過程のお話をディレクターの方に聞けたり、同じようなことに興味を持っている大人と関わる機会があったことはとても貴重だったと思う。

WOWさんの作品


この頃にちょうど、筑波大学の研究室所属希望の先生にも会いに行った。

3人の教授の前で研究計画を発表することになるとは思わなくて緊張したが、先生方はみなさんとても良い方で初対面なのにお昼までご一緒してしまった。研究室にいた先輩方もとても優しくて、お菓子をくれたり、飲み物くれたり、一緒に論文ゼミに参加させてもらったりした。研究室を存分に味わうことができたと思う。

先生と1on1でお話できた時間もあり、その時に興味のある授業の資料を全て見せてもらった。春から筑波に行くのがめちゃくちゃ楽しみになったのを覚えている。

初・いどうじ

11月

11月は本当に休みがなく、King Gnuのライブの次の日に資料集めの旅行に行ったり、ビジコンは書類審査を通過したので、12月の本選に向けて資料の準備をしたりしていた。

正直忙しさがMAXの時で一番記憶が薄い時期である。が、間違いなく濃い1ヶ月だった。

東京大学制作展 Emulsion
角川武蔵野ミュージアム


11月中旬の土日に学祭があったため、実行委員として最後のお仕事をした。ここでも多くの出会いがあり、学祭実行委員適当な気持ちで入ってやってたけど、辞めるのが少し寂しくなった。

カメラマンもやってました



翌週には、前述したWOWさんにお誘いいただき、つくば市にある小学校の課外授業の見学・お手伝いをした。
この日は大学の授業が1限だけだったため、1限だけ受けてそこから高速バスに乗ってつくばへ向かった。(早くつくばに住みたいものだ、と心から思っていた...)
伝統芸能の伝承手法であったり、それを未来を担う子どもたちがどうのように興味を持っているのか、どのように捉えているのか。目で見て肌で感じることのできた貴重すぎる時間だった。

WOWさんの課外授業 つくば市の小学校にて


そしてその次の週に京都へ資料集めの旅に出た。ちょうど10月から写真をちゃんと始めたこともあり、毎晩夜間拝観に行って景色を撮ることも楽しんだ。


この頃、昨年度学生研究として表彰された研究の発表文が大学学会誌へ掲載された。
ここで研究のモチベがまた上がるなど。

学会誌


あとはいつもみたいにお散歩したり色々してた。五感を使うことが極めて多い月で、充実度はとても高かったと思う。



12月

なんといってもビジコンの本番!!の月だった。11月に忙しくてあまり準備できず、前日までひーひー言いながら準備してた。
当日はというと、他の発表者から学ぶことや先生方講評から今後のことを考えるきっかけになる時間だった。

そして限界状態で臨んだ本選では優秀賞をいただき、自分の自信にもつながる経験となった。




展覧会にもいくつか行った。

Sony Parkラボでは、京都のSony Parkでお会いしたSONYの社員さんと銀座で再会を果たした!私の方から声をかけたが、覚えていてくださって展覧会も一緒に付き添って説明してくださった。
こういう出会いをこれからも大切にしていきたい。

東大 未来の原画展
Sony Park ラボ
国宝展


あとは、OG聖歌隊としてクリスマスミサに歌わせていただいたり、写真を撮ったり。お茶もだいぶうまく点てられるようになり、薄茶手前をマスターした。

冬の空気は寒いけれど、澄み切っているところが良い。あのキーンとした感じがとっても好きだ。空気が澄んでいるので、写真も綺麗に映る。



1月

大学のテストや、最終レポートに追われてた。放送大学でも履修していたので、何気にやることが多く、自由な時間はほぼ持てず。

といいつつも、展覧会に行かないと気が済まないので、合間合間でちょくちょく行って芸術に触れるなど。特に藝大卒展は同年代の人たちの作品からたくさん刺激を受けた。藝大って入った瞬間から芸術の空気あるからすごい。

藝大展

早稲田大学のラボ展にも早起きして行った。早起きして行ってほんとよかった。私もラボ展開くのが夢。

ままま展

寄り道ばっかりして、テストやレポートの結果はというと、おかげさまで単位全部拾えたのでよかった。一番楽しかったのは、ポートフォリオサイト作ったことですかね!

テストの合間に先輩とよみうりランドに行ったのがとってもいい思い出。バスがなぜか走ってなくて駅から坂道30分歩いた。坂道でいろいろな話をして、普段できないような深ーいところまで話せたのでバスなくてよかったなと思ったのを覚えている。

先輩が撮ってくれた

2月

つくば移住への準備!という月。

必要なものを買っては、あれがないこれがないの繰り返し。これが結構しんどかった。生活に向いてないのかと思い、本気で悩んでたけど誰しもあることだと言われ安心した記憶がある。

2月中旬からは筑波大学の管弦楽団に入れてもらった。同期がいい人たちすぎて、後から入ってきた私を普通に受け入れてくれて感謝しかなかった。しばらく東京から毎回練習に通う日々。

資料集めはあまりできず、主に図書館で借りてきた文献をつくばまでの道中で読むことの繰り返しという感じ。



3月

引っ越し!!ですね、初めての一人暮らし。どうなるものか、という感じですが案外うまく行っちゃって、お弁当を作ることが趣味に。

管弦楽団の集中練習にも参加して、休み時間にご飯食べに行ったり、写真撮りに行ったり。管弦の人たちともたくさん仲良くなれて嬉しい日々で、あっという間に時間が過ぎて、とうとう現在所属している大学の学生として最後の1日になった。

ここまでとっても長い8ヶ月だった。
何ができたのか?と言われると、あまり言えることはないかもしれないが、確実に自分自身が成長する時間になった。
表現も、新しいことの開拓もどちらも大切に4月からも過ごしていきたいと思う。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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