やったことないからできません、への答え
障害者雇用とか発達障害について、毎週日曜日に書いてます。どちらかというと障害者雇用管理者向けに書いてます。たまに関係ないことも書いてます。この冒頭の文章は、ここまでテンプレです。
さて、主に仕事の話になるかと思いますが、新しい課題に対して「やったことないからできません」という断り方があります。
もちろん、その思いは理解しています。
不安でしょうし、失敗したくないとか、見当違いなことしてしまったら恥ずかしいとか、それらを元に不利な立場になったらどうしよう、ダメなやつだと思われたらどうしよう、と、考えるわけです。
しかし、じゃあやったことないことが全部できないのだとしたら、2021年7月を生きるのは初めてなのに、よく過ごせるね、とか、今の年齢を初めて過ごすのに体力とかよく調整できるね、とか、初めてのことを提示することはできるわけです。
きっと「いや、確かに今日の日を過ごすのは初めてですけど、朝起きたり、ご飯食べたり、会社に来たりすることはやったことありますから」という至極もっともな見解を述べるでしょう。
ですが、先ほどのような屁理屈を言われて返事をするのが初めてな場合もあるでしょう。
なぜ、その返事はできるのか?
緊急事態で自粛する生活も初めてです。でも、やれるわけです。なぜなのか?
言うまでもなく「応用」してるわけです。過去の経験から類推して、そこに新しい条件を加味して応用させて新しいことに対応しています。
つまりは、全くやったことがないのが問題ではなく、
・過去の経験から類推できなかったこと
・過去に似た経験がないこと
が、新しいことに取り組めない原因ではないでしょうか。
このうち1つ目の「類推できない」のは、発達障害の特徴として見かけます。できないものは仕方ないです。
2つ目の「経験がない」は、経験することでどうにかなります。毎日同じことをやっていると感じたら、新しいことにチャレンジしてみたいところ。
新しいことをやると、新しい単語、概念、あらゆる新鮮味が刺激になります。さぁ外に出よう!
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