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障害者雇用状況

先日、今年の障害者解雇状況がニュースに流れておりました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/de736c3d892c536d0a867d4eee03f5a10f4504d4

2月から6月までで1104人、前年比16%増とのことで、数値としては増えております。

一方で労働者全体としても多くの離職者が出ております。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6fa5fdef9238f843f20735d205933ad132d86664

7月までに4万人超だそうです。

この4万人超に法定雇用率2.2%を乗じたら900人くらいなので、「全体的に」仕事が失われている状況と言えるでしょう。
特別に障害者雇用だけが虐げられているとは言い切れなそうです。

最初の記事で「来年1月に法定雇用率を2.3%にあげる」と厚労省が方向性を示しています。これはもともと予定されていた雇用率upですが、この経済状況下で決行することには賛否あるでしょう。

厚労省からすれば、上述の数値の通り、障害者雇用が下火になっているのではなく、全体的に下がっているので、雇用率は常に一定である、ということでしょう。
企業からすれば、上述の数値の通り、仕事がなくなってきているのだから、もっと他にやることあるだろう!と言いたくなるところです。

と、まぁ立場によって、同じ数値でも自分の好きなように解釈するものです。
数値が語れるのは数値のみで、それをどういうストーリーとして伝えていくかは人次第ですね。

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