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高齢の両親へのおかずづくり 12月2日(水) 巻かないロールキャベツ

合挽肉、キャベツ、たまねぎ、人参、しめじ

キャベツの葉を破らないように6枚くらい剥ぎ取り、洗ってからまた組み合わせて空洞の器を作っておきます。

合い挽き肉に、タマネギのみじん切りとしめじのみじん切りを加え、塩を少し足して練ります。塩こしょうも加えて軽く下味を付けます。塩を小さじ1杯くらい。塩こしょうをパラパラと混ぜてかき混ぜます。適当にマッシュルームとハーブのパウダーを入れたり、イタリアンハーブを加えました。
キャベツの器に肉種を入れます。できるだけぎゅうぎゅうに詰めます。クッキングプロの内釜にキャベツを入れます。空いている側を上にします。水400ccくらいを周りに入れ、コンソメは2つ入れました。1つで300ccが目安ですが、ちょうど良かったです。空いている部分に人参の乱切りを入れておくと彩りが良いです。
クッキングプロをシチューのメニューで加圧20分にセットして電源オンだけです。周りに水を入れておかないと、水蒸気が足りず、ピンが上がりません。

今日の肉のローテーションは、挽肉です。巻かないロールキャベツは、超おいしいです。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚肉の五味/五性は、甘・鹹/平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

牛肉の五味/五性は、甘味、平性なので、帰経が脾、胃であることを踏まえ、補気、健碑、補血、強筋骨という効能があります。消化器を補う気血を補う強壮に効果があり、消化器の虚弱、気血の虚弱によく、腰・膝のだるさなどを改善します。力も入るようになります。

玉ねぎの五味/五性は、甘味・辛味/温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

キャベツ(巻心菜と書くんですね。)の五味五性は、甘味/平性で、帰経は、胃、腎です。効能は、体の余分な熱と水分をとりのぞき、胃腸のはたらきを促進します。食欲増進、胃もたれ、ゲップ、胸のつかえ、胃痛、お腹のはりに有効なので、虚弱体質の方や疲れやすい方におすすめ。消化器系の潰瘍の予防にも効果的です。この他、十二指腸潰瘍の予防(もしくは治療)、動脈硬化の予防、がん細胞の成長の抑制、肝臓の機能の向上というような効果も。

人参の五味五性は、甘味/平で、帰経は、肺、脾、肝です。効能は、胃腸をすこやかにし、食欲不振、下痢、便秘などに有効なほか、目の乾きやかすみ、視力低下など、目のトラブル改善に良いそうです。消食というのは、消化不良や食物が停滞している症状〈食積)を改善する方法。食欲不振、げっぷ、口臭、胃の不快感などの症状に用いることができます。

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