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高齢の両親へのおかずづくり 9月16日(金) 肉団子の酢豚

合挽肉、ナス、ピーマン、タマネギ

合い挽き肉に、タマネギのみじん切りを加え、塩を少し足して練ります。塩こしょうも加えて軽く下味を付けます。練って少しおいてから、肉団子の形にまとめ、フライパンに油を引いてから並べ、少し焦げ目を付け、後は、酒を入れて蒸し焼きにします。こうすると、ふっくらするそうです。
ピーマンは、半分に切ってから8mmくらいの厚さにスライスし、フライパンで焦げ目を付けるくらいに炒めておき、別皿に出しておきます。タマネギは大きめのざく切りとし、フライパンで弱火で3分×2回くらい、火を入れ、その後、細切りにしたピーマンを加えて炒め、最後にナスを戻します。
この状態で酢豚の味付けをします。ケチャップ2,醤油2,砂糖3,酢3,鶏ガラスープ1/3,水3くらいの割合です。具に混ぜ合わせ、加熱し、そこそこ混じったら、肉団子を戻し、ゆっくりかき混ぜ、最後の水溶き片栗粉でとろみを付けます。

今日の肉のローテーションは、挽肉です。小さめの肉団子として、野菜と一緒に甘酢のあんかけみたいにしました。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚肉の五味/五性は、甘・鹹/平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

牛肉の五味/五性は、甘味、平性なので、帰経が脾、胃であることを踏まえ、補気、健碑、補血、強筋骨という効能があります。消化器を補う気血を補う強壮に効果があり、消化器の虚弱、気血の虚弱によく、腰・膝のだるさなどを改善します。力も入るようになります。

玉ねぎの五味/五性は、甘味・辛味/温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

ピーマン・パプリカの五味/五性は、甘、辛/平、帰経が、肝、胃、心、腎であることを踏まえ、イライラを抑えたり、気の流れを良くし、高血圧や動脈硬化にもよいようです。

ナスの五味/五性は、甘/涼で、帰経が脾、胃、大腸であることを踏まえ、清熱、活血、利水、消腫、健脾、和胃の効能があります。暑気払いやむくみ、胃もたれによいそうです。体の余分な熱を冷ますので、夏バテ予防によく、胃腸の調子を整えるはたらきがあり、食欲不振、胃もたれにもよいそうです。利尿作用を活発にしてむくみをとる効果もあります。血便にも有効です。

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