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高齢の両親へのおかずづくり 12月16日(金) 挽肉の回鍋肉

合挽肉、キャベツ、ネギ、しめじ

キャベツは大きめにざく切り、ネギは斜めに大きめに、しめじは石突きを取ってばらしてます。

合い挽き肉に生姜とニンニクを加えて炒めます。出た油は8割方をキッチンペーパーに吸わせて取り除き、キャベツを加えて蓋をしてしんなりさせてから炒めます。その後、ネギを加え、しめじを加えます。味付けは、味噌、みりん、酒、蜂蜜、豆板醤、ウーフンファンです。火を止めた後に、水気が出てくるので、水溶き片栗粉を加えてとろみを付けて、水が出ないようにしておきました。

クラシルのレシピを参考にしました。うちは砂糖ではなくて蜂蜜にしてます。

今日の肉のローテーションは、挽肉です。

母親が食欲不振のようです。食べ始めると気持ちが悪くなるとのこと。こういった症状には、四君子湯が該当しますので、おかずを届けがてらドラッグストアに行きました。漢方薬はツムラがシリーズで出しているようです。ただ、ネットにはツムラが四君子湯を出しているようですが、店頭にはありません。六君子湯はありました。店長さんに聞いたところ、最近、店頭を整理して、売れ筋のものだけにしてしまったとのこと。また、四君子湯を店頭で買えるかどうか自体が分からないとのこと。高齢なので体力的には六君子湯よりも四君子湯なのですが、今回は六君子湯を買い、母には一回の量を半分から始めるように言っておきました。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚肉の五味/五性は、甘・鹹/平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

牛肉の五味/五性は、甘味、平性なので、帰経が脾、胃であることを踏まえ、補気、健碑、補血、強筋骨という効能があります。消化器を補う気血を補う強壮に効果があり、消化器の虚弱、気血の虚弱によく、腰・膝のだるさなどを改善します。力も入るようになります。

しめじの五味/五性は、甘味/涼なので、緩和作用や血の補充し、帰経が、腎、肺であることを踏まえ、緊張を解したり、便通を良くしたりすることが期待できます。

キャベツ(巻心菜と書くんですね。)の五味五性は、甘味/平性で、帰経は、胃、腎です。効能は、体の余分な熱と水分をとりのぞき、胃腸のはたらきを促進します。食欲増進、胃もたれ、ゲップ、胸のつかえ、胃痛、お腹のはりに有効なので、虚弱体質の方や疲れやすい方におすすめ。消化器系の潰瘍の予防にも効果的です。この他、十二指腸潰瘍の予防(もしくは治療)、動脈硬化の予防、がん細胞の成長の抑制、肝臓の機能の向上というような効果も。

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