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高齢の両親へのおかずづくり 9月10日(金) 挽き肉とネギと豆腐のピリ辛炒め

合挽肉、ナス、厚揚げ、玉ねぎ ナスと玉ねぎは、別々に炒めて火を通しておき、合挽肉を炒めたらナスと玉ねぎを加え、さらに厚揚げを加えてから調味料(味噌、豆板醤、醤油、酒、みりん)をからめました。

今日のお肉のローテーションは、挽き肉の日。夏の食材のナスに加えて、かさ増しの意味で厚揚げも加えました。味付けもピリ辛として、食欲が増すかな。

具材の薬膳的な効能はこんな感じです。

豚こま肉の五味/五性は、甘・鹹/平なので、滋養強壮や緊張緩和、便通に良く、帰経が、脾、胃、腎であることを踏まえ、スタミナアップ、滋養強壮、虚弱体質の体質改善、病後の体力回復などに効果的です。体に潤いを与えるので、若い人の肌の改善に加え、老人にも良さそうですね。

牛肉の五味/五性は、甘味、平性なので、帰経が脾、胃であることを踏まえ、補気、健碑、補血、強筋骨という効能があります。消化器を補う気血を補う強壮に効果があり、消化器の虚弱、気血の虚弱によく、腰・膝のだるさなどを改善します。力も入るようになります。

玉ねぎの五味/五性は、甘味・辛味/温なので、滋養強壮に加えた発散作用で気血の流れを良くし、帰経が、肺、胃であることを踏まえ、胃に優しく、胃を整えつつ、血の流れも良くします。肉のパワーを、野菜で穏やかに整え、体に優しくしてくれそうです。

豆腐の四気五味は、甘/寒、帰経が、脾、胃、大腸であることを踏まえ、和中、益気、寛胸、生津、清熱、散血の効能があります。胃腸を整え、気を補充してバランスを整えます。胸苦しさを解消したり、発熱や炎症による熱症状、および顔面紅潮やのぼせなどを解消するので、夏には積極的に取りたいですね。だから冷奴で食べたりするんですね。

味噌の五味/五性は、甘・鹹/温、帰経が、脾、胃、心、腎であることを踏まえ、滋養強壮を始め、胃腸を整えて、心機能を高め、酒を含めた解毒作用も期待できます。

ナスの五味/五性は、甘/涼で、帰経が脾、胃、大腸であることを踏まえ、清熱、活血、利水、消腫、健脾、和胃の効能があります。暑気払いやむくみ、胃もたれによいそうです。体の余分な熱を冷ますので、夏バテ予防によく、胃腸の調子を整えるはたらきがあり、食欲不振、胃もたれにもよいそうです。利尿作用を活発にしてむくみをとる効果もあります。血便にも有効です。

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