見出し画像

無形資産って何?

無形資産とは

 
不動産や工場・車など、「見える資産」である有形資産とは反対に特許や商標権などの見えない資産のこと。
開発したソフトウエアやM&A(合併・買収)の買収時に支払った「上乗せ代金」である「のれん」も含まれます。
現代では、競争力の源泉が物理的な生産設備から人々のアイデアや発想にシフトしつつあり、重要性が高まっています。
 
日本はこの無形資産に乏しいとされており、企業の時価総額の内、3割程度しか占めていません。
参考までに欧米は7割程度・韓国で5割、中国4割です。
現在の日本は目に見えるものしか価値がないような状態と言えます。
 
ビジネスモデルの変化も重要な要素です。
CDやDVDではなく、Appleミュージックやネットフリックスなど、物ではなく、データで利益を上げている会社は無形資産が豊富になりがちですが、重工業などモノづくりの企業はほとんどが固定資産になってしまいます。
日本も少しずつ変化してきています。今後に期待です。