ダイエットは月曜断食で 第99回 維持期への移行はリバウンド防止の鍵

月曜断食は素晴らしいメソッドだと思います。
ルールがわかりやすく、禁止事項もなく、ただ量とタイミングに気を付けるだけ。
私はこのおかげで身体だけでなく生活全般を見直すことが出来ました。

ただ、このメソッドでうまくいってない方ももちろんいらっしゃる。
私だって全てが順調ではありませんでした。
もちろん、痩せる事は大変です。
でも私にとって、それ以上に本当に難しいのは痩せたあとで「維持すること」でした

私が、何度も何度も繰り返す「ダイエットの成功は痩せることじゃない、新しい生活習慣を身に着ける事です」と言っているのはここに理由があります。

なぜなら、多くのダイエット方は「痩せる」ことに主眼を置いています。
しかし、痩せた体形を維持することは、ダイエッターさん個人の体質やライフスタイルと深く関係しています。
単純に本や文章での一方通行の指導はできないのではないかと思うのです。

そこで、今回は私の体験談として(かなりプライベートに踏み込みつつ)お話したいと思います。

まず、前提として。
私は運動が苦手と言っていますが、運動嫌いというわけではありません。
以前、脳梗塞になったことがあります。その際に命をとりとめましたが、左半身に後遺症が残っています。
歩くことはできます。
走ることはできません。
手すりがあれば段差はこえられます。(ないと無理)
ですから、食事療法一本で体重管理することが必須となります。

さて。そんな私は月曜断食ベーシックが終了後には維持期があり、その後に卒業があると思っていました。
ただし、月曜断食を卒業してもこれだけは守ることがあります。
それが「こぶし2個の食事量、睡眠、水分量はしっかりとる」です。

1、炭水化物を増やす。平日のお菓子も少し食べる
2、不食日をなくす
3、晴れて月曜断食卒業を宣言する

1の段階、最初は平日の食べるもののレパートリーを増やしました。
朝は果物とヨーグルト
昼は普通にごはんとおかずのお弁当にしてこぶし2個を守る
夜は炭水化物少な目を意識してこぶし2個を守る。
間食はしない。お菓子は食事後のデザートとして食べます。

そうすると、土日の美食日に食べたいものが変わりました。
「パンケーキとケーキとパスタで3食」だったのが
「卵かけご飯と中華と焼き肉で3食」のように変化していきました。
明らかに健康的な食事です。
おそらく、平日に主食のご飯やパンを食べているから、極端に炭水化物に偏らないのかと思います。
こんな風に、「食欲の方向性」を自分を観察しながら考えてメモすると後で役立ちます。

1~2カ月続けていると慣れがでてきます。
問題ないようでしたら、次のステップに移ります。

2の段階、不食日をなくす
これは単純です。不食日を平日と同じように過ごすのです。
これをすると、土日の美食日の暴走はほぼなくなります。
美食日はもちろん楽しみですけどね。

毎週の不食はしませんが、月に1、2度、または食べ過ぎてしまったときには不食にします。
不食をすると、胃の中がすっきりして体調が整うのです。

さらにもう数カ月すると、この生活に身体が慣れてきます。
そこでtwitterで卒業を宣言しました。
宣言しただけで、食生活は大きく変わりません。

これが私の経験談です。
生活、体質、その他の条件が私と全く同じ人はいません。
運動を取り入れる人もいるでしょう。
維持期は特に、ダイエッターさんひとりひとりがオリジナルの体験をするはずです。

でも、きっと参考になる方もいらっしゃるはず。

ダイエットで新しい習慣を身に着けるのは、赤ちゃんの成長と同じです。
生まれたばかりの赤ちゃんは、何も知りません。できません。
最初は誰かのお世話が必要です。
ダイエットも初めはダイエットメソッドがあります。それに手を引かれてにダイエッターさんは成長していきます。

でも、赤ちゃんはいつか独り立ちする日がきます。
それまでにたくさん転びます。ケガもしますし、泣いたりもします。
ダイエッターさんたちも同じです。たくさん転んで失敗して、自分で良い方法を学んでいきます。

私の小さな体験談が誰かの役に立ちますように。

今日のポイント

ダイエットで一番難しいのは維持すること

維持期はひとりひとり、違う物語がある

それではまた、明日をお楽しみに。

何と、このシリーズの最終回です

⭐️⭐️⭐️

私のおすすめのダイエット「月曜断食」の教科書はこちら💁‍♀️

少しだけ私のコラムも紹介されている「月曜断食ノート」はこちら💁‍♀️






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