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ダイエットは月曜断食で 第15回 低カロリーの罠

ダイエットをしているとき、つい目が行ってしまう言葉に「低カロリー」というものがあります。

ちょっと魅力的ですよね。特にお菓子や油分の多いものなど、ダイエッターが避ける食品に「低カロリー」という記載があると、ホッとするというか。

これなら食べてもいいかな、という気持ちになりませんか?

しかし。低カロリーの食品を取るより重要な事があります。

基本的に肥満になるのはカロリーの摂りすぎです。それは間違いないのですが、なぜ摂りすぎになってしまうのか。食べすぎてしまうのか。そこを解明しないと、改善することはできません。

根っこにある「食べすぎ」という問題を解決せずに、低カロリーの食品で「食べすぎ」を続けるのは、解決を先延ばししているだけです。

痛いから鎮痛剤を飲む。悪いわけではないけれど。なぜ痛いのかを調べなくては、大きな病気を見逃してしまいます。

低カロリー食品は鎮痛剤と同じです。

一時的には便利ですが、同時に根本の原因も突き止める必要があります。

私のダイエット前の食生活は前回の記事でお話ししました。

「おやつにお菓子を食べる」と、可愛らしい文章ですが、カントリーマァムやキットカットなどのお菓子はファミリーパックで1袋です。それが1回のおやつです。

低カロリーかどうか、という以前の問題がありそうですよね。

カロリーを摂りすぎる理由と、解決法を考えてみましょう

今日の食べすぎの理由、ポイントは3つです。

1.栄養バランスが悪い

バランスの悪い食生活をしていると、カロリーが足りていても、一部の栄養素は不足してしまいます。

その不足分を補うため、身体は「足りない、もっと食べなさい」という指令を出します。

バランスが悪いままに、不足分の栄養が足りるまで食べてしまいますので、結果として、すでに足りているはずのカロリーは大幅にオーバーとなります。

解決策 バランス良い食生活にする

2.ストレスを食べて解消する

たまになら構わないですが、体型が変わるほど頻繁に、食べてストレス解消するのは問題があります。

ストレスの元は何でしょうか。おそらく食べても解決しませんが、食べると一時的な満足感を得られるのは事実です。

しかし、健康的ではありません。

それより重要な問題は、自分に満足していない事を、お腹が満足していないと置き換えてしまう事です。

解決策 自分に満足する

難易度は最も高いですが、いずれ向き合わなくてはいけません。

3.空腹でなくても時間が来たら食べる

出発時間から逆算して、朝起きる時間を決める。昼休みのタイミングで昼食を取る。

社会生活をしていれば、時間的に食事のタイミングが決まってしまう事が多いです。

でも、スケジュール通りに空腹になるかは別問題です。

まだ空腹ではないのに、習慣で食べる。毎回の食事がそうだったら、それは食べすぎです。

解決策 次の食事までに空腹になるよう食べる量を調節する。

ダイエットは自分と向き合う時間です。

低カロリー食品を上手に使いながら、丁寧に身体の声を聞いてみましょう。

自分が心地よくいられる場所を探していきましょう。

それではまた、明日をお楽しみに。








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