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"心に従うリーダーシップ"〜心に従うと何が良いのか

昨晩、活動を共にしているCTIジャパン主催のオンライン・ライブに話し手として参加しました。
テーマは「コロナ危機をどう生きるのか〜心に従うリーダーシップ〜」  
テーマだけを握り、頂くコメントに答えながら、仲間とその瞬間出てくるものを語る企画。https://youtu.be/GB0NjmucR3E


一晩明けて、私はこのテーマを通して本当は何を伝えたかったのだろうかとの想いが出てきています。

問われたからこそ出てきた、本当に語りたかったこと

ライブの後半最後に"心とは何ですか?”という問いを視聴者の方から頂きました。これが、とても良かった。
この問いを受けて、私の意識はぐっとそのことに向かいました。そして、自分のある体験が思い出されたのです。

コロナとは直接的に関係のない話なのですが、

その体験とは、失敗し、立ち直れなくなるかもしれない恐れ、自分のプライドが徹底的に脅かされるかもしれない恐怖から、”心”に嘘をついた時に、思考も感情も通らずに、突如として涙が溢れた、というものでした。

シンプルに言うと「相手を騙すことはできても、自分を騙すことはできない」ということ。もっと言うと「いろんな思考や言葉を重ねることで、頭を騙すことはできても、自分の心を騙すことはできない」ということ。

涙が”心”を教えてくれた体験でした。

心に従うと何が良いのか

その体験を経て、私は恐れを抱えながら、その中に突っ込む選択をしたのですが、それはとても清々しい経験でした。

結果に囚われず、瞬間瞬間の私にできるベストを追求する経験。

自分で、自分を、とても大切にできている感覚。

とても丁寧に自分と繋がることを日々繰り返していました。

自分を丁寧に扱うからこそ、相手に届く

と、こんなことを思い出しながら過ごしていた今日。
とあるチームでのやり取りで違和感を感じることがありました。

最初に心の中に湧いたのは、相手を責めたくなる気持ち。"どうして?!"と強い感情でした。
次に、諦め、悲しみ、、そして無力感。

何より、この状態の自分が嫌でした。

そしてしばらく、自分の気持ちにとどまり、強い感情の奥にある声を探り、そこにあった言葉を伝えることにしたのです。

明日の全社ミーティングの場では、あなたの声はとても大事なのだ、と。

幸いにも、この声は届きました。
そして、相手の状況を知るきっかけにもなりました。

その後、深く呼吸をすることができたのです。

些細なことでも、これは、私にとってとても嬉しいことでした。

最初の強い感情のままでいたら、出せずに自分が無力になっていくか、出してお互いを傷つけるか、だったと思います。

自分の心の声を発する、これも日常にある、心に従うリーダーシップだと思うのです。

オンライン、チャット環境で求められる繋がり〜心を交わし、思い込みを越えていく

今、在宅で仕事をする方も多いと思います。
zoom飲み、zoomランチ会など雑談機会を意図的に設け、関係性の緊張感を和らげようとする工夫もあると聞きます。

日々のやり取りは、その多くが無駄の排除された、必要なことだけを扱う、とても効率的なものになっています。

良いことです。
しかし一方で、私たちは思い込みに囚われる存在でもあります。

"きっと〜に違いない"
"また、〜しようとしているに違いない"
"なんで、いつもこうなんだ"
"やっぱり、そうだった"

互いに見えない中で、こんな想いに駆られているとしたら、そのことから、感情に翻弄されたり、ストレスを抱えているとしたら、
内側の心に意識を向けてみることを試してみてください。

そして、その心を必要な相手と交わすことに取り組んでみてください。

自分を丁寧に、大切に扱うところから
相手に関わっていく

非言語情報が限定され、言語コミュニケーションに頼りがちな今だからこそ、心を意図的に濁りなく伝えていくことの効果は高いと感じています。


さらに深く、自分の感情の取り扱い方を知りたい方、
リモートワーク環境下で周囲の人たちとのコミュニケーションやリーダーシップ、マネジメントに悩まれる方、
自分の心から願う人生を歩みたいと思う方は
ぜひ、一度コーチングを試してみてください。

原口裕美 コーチプロフィールhttp://www.thecoaches.co.jp/coach_profile/user/haraguchi_hiromi/index.html

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