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コンタック(市販薬)と授乳

妊娠初期ということでお答えしますね。
この時期は絶対過敏期と言われ、胎児の催奇形性が問題となります。

コンタック600プラスの4つの成分は、催奇形性発生リスクの増加は認められないと考えられます。
(プソイドエフェドリンに関しては、作用が強くデータもある、エフェドリンとして考慮しました)

カフェインに関しては、妊娠中は1日200~300mg未満が望ましいので、コーヒーなどのカフェインを含有するものを摂る場合は注意してください。

総合的に考えると、この薬で胎児に何か問題が起こることは考えにくいですが、この薬でないといけない場合を除き、他の薬への変更や受診が望ましいと考えます。

というのも、プソイドエフェドリンという成分は妊娠期に限らず、漫然と飲むには望ましくありません。
頓服的に飲むのであれば問題ないですが、長期(2週間以上)で飲まないといけない場合は、ステロイドの点鼻や他の薬へ変更して症状を緩和させる方が望ましいので、一度受診してくださいね。

また、妊娠後期に入った際は違う考え方をする成分が含まれますので、妊娠初期として再度ご承知おきください。

花粉症つらいですよね。症状を我慢する必要はないので、無理せず薬をうまく使いながら過ごしてくださいね。

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