見出し画像

文藝春秋での神田元財務官の寄稿文を読む

必ず円高、「2番底は来るぞ」と思わざるを得ない件

「令和のミスター円」と言われた財務省の神田真人財務官が7月末に退任し、内閣官房参与に就任しました。
 その神田元財務官が8月9日に発売された文藝春秋2024年9月号で緊急寄稿されており、今の日本の金利安が国債需要を損ねている事や、新NISAでタンス預金で外国株式を購入し円キャリーと同じ現象が起きていることを懸念してておられました。要するに持続可能な金融政策の為今すぐ金利利上げが必要と言われていると感じました。
 思えば、このタイミングで河野さんであったり茂木さんであったりと次期総理候補と言われる人が利上げ催促発言をしたり、岸田総理が立候補出馬をお辞めになる発言をしたりと、一連の流れができていると思います。

ここはニュートラルに 買い控え様子見か

 昨日の投稿では「やっぱ無しよ。」発言で円安、株高基調になったと書きましたが、元財務官の寄稿文では、利上げに相当強い気持ちで臨んでくると感じました。彼はやり遂げる男です。
 いずれにしろ、今の株価はドル円に連動しています。私は一度はドル円が150円に行くと思っていますが、月曜日からの財務省発言や木曜日の米国のジャクソンホールの様子(利下げ発言)によって為替は動くと思います。
 この週は儲けなくても良いのでニュートラルにしておこうと思い直しました。

 何度も言いますが「今年の相場は甘くない」です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?