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日経は連日の円高圧力に耐え切った

今週の日経平均は強かった件

 今週の私はかなりディフェンシブでした。
 何故なら今週は外資系企業のセブン&アイホールディングス買収に始まり、米雇用統計の下方修正の噂(後に81万人の下方修正を実際に発表)、更には植田総裁の閉会中審査の出席要請、トドメにジャクソンホール会議と少なくとも4つの大きな円高圧力が日本市場を直撃するからでした。他にも日経平均が急激に上昇したため利益確定売りや空売りも入ってくると想像できますし、価格帯出来高の壁などの不安要素も数多くありました。
 しかし蓋を開けてみれば日経は週足陽線でした。時間外の日経先物を見ていましたがドル円が円高に走っても日経平均は崩れず耐えてたと思います。
(追記8月24日6時時点、ジャクソン会議終了後、ドル円144.293円まで円高になりました。日経先物もマイナス49円まで下落しています。値動き激しかったようですが、ギリギリ耐えました。)

植田総裁の閉会中審査を拾い読みする

 午前中に行われた、閉会中審査における植田総裁の方針演説の記事を拾い読みしました。
 「引き続き不安定な状況にあると認識している」「経済物価の見通しが高まっていくことが確認できれば、金融緩和の度合いを調整していく」という説明は、タカ派ともハト派とも取れます。
 午前中に日経が下がって午後から上がったのは、とりあえず無難に通過したと市場が判断したからだと思います。
 私はこれから円安になっていくと思うのですが、もし植田総裁が円高、株高になるよう誘導しているとすれば、偉人だと思います。

ボラティリティを抑え、損切りと利確を行う

 先週はボラティリティが大きかったので、今週はポジションを軽くしました。色々イジった結果、今週は38,000円のマイナスでした。おそらく何もしなければプラスだったはずです…。
 今日の日経平均売買代金は2.6兆円。細ってきてはいますが、来週に期待しています。


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