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行動したムスコ

ビリーバーズ広尾事務局担当蔵本です。今回は息子が小学5年生の時のお話です。ちょっとエピソードが長いので、3部作にしてみました。
個人のFB投稿より転載しています。

やっぱり、表情が曇りがちなムスコ。
「いってきます」
があまりにも暗かったので、引き止めてゆっくり話をした。


自分のワガママ、言っても何も変わらない、といろんなことを抱え込んでたみたい。

結局たどり着いた本音は、
学校のクラスで授業を受けたい。でも落ち着けないからできなくて苦しい。
やった。

そかー、って話をしてたけど。家事をやりだした私に遠慮して、
「お母さんが動きだしたから、オレも学校行くわ。」
と。

いやいや、お母さんを基準にしないで、自分のペースで動き〜って言うたら、ノートをまとめだした。私がふと閃いて、最近気になってることを調べ、ムスコに見せた。

「面白い!」

目がキラキラしだした。自分が抱え込んでいるもの、学校の状況、友達のこと、様々なことにリンクしてきたみたいで、

「そうか、固定概念を外したらいいんか。」

って、言いだした。そしたら、どんどん考え方が前向きになってきて、

「面白い〜〜!」

って、ニコニコしだした^_^

こんなステキな考え方が世の中にあるんや、こんなステキな大人がいるんや、ってわかると、ものすごく気持ちが軽くなったみたい。

「お母さん、オレ、手ぶらで学校行く!」

って、言いだした。え?マジで?って聞いたら、

「固定概念外すためには、まず行動やろ!別に、ノートもペンもなくても、勉強できるもん!」

って、満面の笑みでいうから、
「よっしゃ、言ってこーい!」
と、ハイタッチして見送った!

いちお、先生が困るならお母さんがカバン持ってきますって、先生に伝えてね。とだけ付け加えて。笑

さすがの私も、かなり心臓バクバクしたけど。
真面目で堅物、ゼッタイこうじゃなきゃだめ!と言い続けたムスコの決意やから、やっぱり嬉しくもある。

さーて、この後どうなるかな?
当たり前の行動を変えることから、世の中は変化して行く。そのことを信じて動いたムスコに、とりあえず拍手♡

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次回に続く。。

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