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ご近所のクマちゃんたちを探せ!作戦展開中

このニュースクリップの放映は3月29日だったので、些か旧聞に属する話ではあるが、所謂ロックダウンが日本でも本格化?するのであればその参考になるかなと。

既に学校閉鎖で子どもたちはずっと家にいる。家の中に居続けても健康によろしくないので近所にお散歩に行く、というのは、保健衛生上推奨されてはいる。
しかし子どもら、単なるお散歩、っていうのだと全然モチベーションが上がらないらしく、連れ出すのでさえ一苦労のようで。

とあるママさんが、ならば、とSNS使って呼び掛けたのがこの作戦。

「窓辺にテディベアを置いてください!それを目標に子どもたちがお散歩しますんで、よろしくお願いします!」というもの、だったらしい。

↑ゲントでは、複数言語での作戦展開が図られた。

子どもたちも外に出た方が良い、とは言え、子どもたちが遊べそうなところは封鎖されている。

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子どもたちだけで外で遊ばせることが、事実上不可能なので、あとは親とかそれに準ずる人らとお散歩に出る、ぐらいしか残っていない。

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普通の住宅街を歩いていて、いくつクマのぬいぐるみを見つけられるか、というのでゲーム化することで子どもたちの好奇心を煽る作戦である。

親御さんによっては、「クマひとつでキャンディ1個」にしたら60いくつ発見してしまったので、慌てて「10クマで1キャンディ」にデノミした(^^;というところもあるらしい。

おそらく、だが、クマを設えるおうちの人たちも、(どうせロックダウンで、やれることはものすごく限られるから)あれこれ工夫を凝らして毎日のリズム作りに活かしているのではないかな?とも拝察される。

2020/04/10(金)19時のニュースから

感染が判明し入院している人の数:5.610(前日比+20)
新規入院者数:462
ICU収容患者数:1.278(前日比-7)
のべ感染者数:26.667
のべ死亡者数:3.019(+325が病院、+171がWZC、計+496)

この2日ほどは、WZC(Woonzorgcentra:介護老人保健施設)での死亡者数が計算に含まれるようになったこともあり、死亡者数が目立って増えてしまっている。
死亡者数の多さだけでなく、「病院ではない施設で、十分とは言えない医療的措置の下に死なざるを得なかった人たち」に対して、政府は全く配慮していなかったのではないか、という批判が俄に高まっている。おそらく今後、この傾向については書いて行かなければならないだろう。

私は敢えて「姥捨」という言い方をしたが、ニューヨークを筆頭とするアメリカ国内でのコロナ禍犠牲者が貧困層の有色人種であることも含め、社会福祉の高受給者層がまとめてターゲットになっていることに、もしかして、「ああ助かった」と、全世界遍く為政者の一部は思うとりゃせんか?という、冷え冷えとした感覚があるのだ。
為政者の多数派だって、実はおのれら自身が危険ゾーンだら?とは思うが(日本なら麻生くんとか森くんとか)。

顕在化だけのためにでも、ボリスくんには志村けんに続き、ここでひとつ人柱になってもらって、とかもちょっと思ったのを今懺悔しておくが、ICUから出られたとのことで、まあそれはそれで良かった。いやほんと。

ボリスくんの、朝令暮改を厭わない姿勢を含めての、この有事に対応し続ける手腕を、政治家として行けるところまでやるのを見せてもらいたい、という気持ちになってもいる。

それはかつて、オランダのピム・フォルトウイエンが暗殺されてしまったので叶わなかったことの、実証を他国で見せてもらうような趣も、無くはない。

(この内容、後日余裕があれば詳述する)


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