好きこそものの上手なれ
好きなことこそが夢に繋がるということをこちらの記事で書いた。
https://note.com/beleam/n/n1fa7496ac960/edit
それについてもうすこし補足を書きたい。
私の頭の中にこの図が常にある。
ある事象、私が大好きなサッカーで例えるならば、
サッカーが好きで得意ならば①
サッカーは嫌いだが得意ならば②
サッカーが嫌いかつ苦手ならば③
サッカーが好きだが苦手ならば④
というような4パターンに分かれると考えている。
サッカーはあくまで例え。勉強やお仕事等に変えてもらっても大丈夫だ。
この①〜④のパターンにおいて
大人の世界で重要視されるのは①②だろう。
得意なことを生かしてる人はどんどん上にいくだろう。
しかし子どもの世界は違う。
まだまだ可能性に満ち溢れている子どもならば①②③④どの子にもしっかり対応すべきである。
そしてその中でも④に当てはまる子どもに対して関わり方を間違える人が多いと思う。
ではサッカーでもう一度例えよう。
「サッカーが好きで得意な子…①」
ここに当てはまる子は特に問題ない。
周りの大人はしっかりと褒めてあげつつ、さらなる高みを目指せるよう指導すれば良いだろう。
「サッカーが嫌いだが得意な子…②」
サッカーの場合はあまりここに当てはまる子は多くはないだろう。勉強とかで例えると多いかもしれない。
ここに当てはまる子も得意であるならばまずは褒めてあげることが大切であり、きっと大人は正しい関わり方ができていると思う。ただ、今は得意でも壁にぶち当たった時に嫌いな状態だとずるずると下がってしまうので、なぜ嫌いなのかしっかりと子どもの声に耳を傾けてあげる必要があるだろう。
「サッカーが嫌いかつ苦手な子…③」
八方塞がりのように見えるがこのような子は様々なパターンからアプローチできるので意外と解決しやすい。(サッカーのみならず、勉強などでも)
「なんで嫌いなの?」「どういうところが苦手?」
こういう子がいると周りの人間は子どものために…と考えてしっかりと対応できていると思う。
「サッカーが好きだが苦手な子…④」
私が声を大にして言いたいことはここに当てはまる子。意外とこういう子が多い。
このような子に対してどのように対応すべきか?
私は苦手でも好きならば褒めてあげたり認めてあげたりすることが大切だと思う。
しかしそれができていなくて、何気なく言った言葉が子どもの心を傷つけている人間がいることを知ってほしい。
友達が「でも下手やん?」「〇〇君の方が上手いよ」
大人が「好きならもう少し頑張ろうか?」
そういうことを言う人が多い。多すぎる。
そんなことを言われたら何を思うか、容易に想像できるだろう。
せっかく好きなものに出会えているのにそんなこと言われたらやる気なんてなくなる。楽しくなくなる。冷める。好きなものが嫌いになる。
好きと得意は違う。全く違う。
大人はそれをもっとしっかりと考えて欲しい。
好きなものをバカにしてはいけない。
そんなことをする大人は指導者、教育者失格だと思うし、そんなことを言う子どもがいたらしっかりと叱るべきだ。
私はサッカースクールにてコーチをしている。
最初はみんな0からのスタートだ。
そこから楽しくサッカーをやり、日が経ち、気がつけば上達している。
まずは好きなことを始める。
それに対して余計なことを言わない。
これが大切だと思う。
好きなことを全力で楽しもう。
きっといつかそれがどんな形であれ花開く時が来るはず。
私はそれをサッカースクールで子ども達に伝えている。
よろしければサポートよろしくお願いします。 いただいたサポートはスクールの子ども達のために使わせていただきます!