どこよりもはやい仮想2026W杯

先日、2022カタールW杯での日本の戦いが終わりました。またしても決勝トーナメント一回戦で姿を消すことになり、悔し涙を流すことになりました。

しかし、グループステージでドイツとスペインに勝利したことは紛れもない事実であり、日本サッカーの未来は明るいと感じることもできました。

今回出場した選手の多くは「四年後は全盛期なんじゃないか?」とも言われ、2026年のW杯こそは「新しい景色」を見せてくれると感じている人も多いのではないでしょうか?

はやくも次回へのW杯へ向けて期待が膨らみますが、実は次回から参加国の数が増え、レギュレーションが変わります。

色々と変わるんですよねー。

なので、以上を踏まえてちょっとシミュレーションしてみようと思います。

なお、日本代表の敗戦を見て寝れぬまま朝になり、そのまま働き、その夜にこのnoteを書き始めました。

もし矛盾点があっても無視してください。

※各大陸の出場国枠数がサイトによって微妙に違いました。めんどくさかったんで深く調べるのは妥協しました。つっこまんでください。



各大陸予選のシミュレーション

まずは各大陸の最終予選突破国をシミュレーション。
出場国が増えれば、予選のレギュレーションも変わるかと思いますが、とりあえずは各予選の上位国から出場枠を当てはめていこうと思います。

アジア予選

アジア枠は4.5から8.5に拡大されます。

今大会でのアジア最終予選の順位はこちら。

0.5はプレーオフ枠となります。
この最終予選から8か国を選びます。


まずは今回の2022W杯本戦に出場した、イラン・韓国・サウジアラビア・日本・オーストラリアで5。

次に本戦出場はならなかったが、出場国に次いで勝点を取れていたオマーンUAEに出場枠を与えてみます。これで7。

これであと一枠。ここで次いでの勝点9を獲得しているイラクが出場かと思いきや皆さん忘れていませんか、今大会開催国だったカタール

カタールは10月時点でのFIFAランキング50位。
イラクは同ランキング68位。

なので今回のシミュレーションではカタールに最後の8枠を獲得させ、イラクが大陸間プレーオフへと進みます。

中国等は8.5枠に入れず。

しかし、実際にはどうなるか分かりません。
侮れないですよ。



アフリカ予選

続きましてアフリカ予選。

アフリカの枠は5から9.5に拡大されます。

2022W杯のアフリカ予選レギュレーションは2次予選が4カ国で1組となり、上位1位が最終予選に進出。(合計10カ国)
最終予選はFIFAランキングで上位5カ国と下位5カ国にポット分けを行い、組み合わせ抽選を行い、ホーム&アウェイの勝者が本大会出場となっていました。

ちなみに2022本大会最終予選の結果はこちら↓

セネガル🇸🇳1-1エジプト🇪🇬
              (3PK1)

ナイジェリア🇳🇬1-1ガーナ🇬🇭
※アウェイゴールで🇬🇭の勝利

モロッコ🇲🇦5-2コンゴ民主共和国🇨🇩

アルジェリア🇩🇿2-2カメルーン🇨🇲
※アウェイゴールで🇬🇭の勝利

チュニジア🇹🇳1-0マリ


ご覧のような結果でした。

それではシミュレーション。
セネガル・ガーナ・モロッコ・カメルーン・チュニジアの5枠はもちろん確定。

残り4.5枠

決め方は上記の試合で負けた国のFIFAランキングの上位順で決めてみましょう。

なお、このポット分けは2021年11月のFIFAランキングで決めたため、このシミュレーションでも当時のランキングに当てはめてみます。

その結果、アルジェリア(32)、ナイジェリア(36)、エジプト(45)、マリ(53)が出場権を獲得。

コンゴ民主共和国(64)は大陸間プレーオフへ。
※()内は2021年11月時点のFIFAランキング


北中米予選

次に北中米を見てみましょう。

北中米の出場枠は3.5から6.5へと拡大されます。

まずは今大会にむけての最終予選順位を見てみましょう。

ここで気になるのが開催国枠。
現時点では未定ですが、おそらく開催国枠はあると思います。なので今大会の予選で上位だった3カ国は開催国枠で出場権を得るでしょう。

そして開催国枠の3が出場国枠の6に含まれるかどうか。今大会のカタールはアジア枠には含まれませんでした。

しかし、次回の大会でカナダ、メキシコ、アメリカを含まないとすると出場国枠48に合わなくなってしまいます。
また、日韓ワールドの時はアジア枠4だったものが、開催国枠(日本・韓国)+2(予選を勝ち抜いたサウジアラビア・中国)だったことからおそらく次回ワールドカップも開催国枠(アメリカ・カナダ・メキシコ)+3(予選を勝ち抜いた国)になることが予想されます。

そのため今回のシミュレーションでは
アメリカ、メキシコ、カナダ、コスタリカ、パナマ、ジャマイカの6カ国で決定します。

そしてエルサルバドルが大陸間プレーオフへ


南米予選

続きまして強豪南米。

出場枠は4.5から6.5へと拡大。
増えるのが2は少ないような気もしますね。

そして2022年のW杯南米最終予選の順位は以下の通り。

上から6.5枠当てはめていきます。
その結果、ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイ、エクアドル、ペルー、コロンビアが出場権を獲得。チリが大陸間プレーオフへ。


オセアニア予選

オセアニアの出場国枠が0.5から1.5へと拡大。
この1増はオセアニアにとってかなり大きな1ですね。
今までオセアニア予選を勝ち上がっても最後はプレーオフで他大陸の強豪国と一発勝負でしたから。
(今大会で言えばニュージーランドがコスタリカと対戦し敗れました)

オセアニア予選は1組4カ国のグループA.Bの2つに分け、上位2チームが準決勝に進出。そして勝ったチームが決勝に進出し、大陸間プレーオフへと進んでいました。

今大会の予選の決勝カードはニュージーランドVSソロモン諸島でした。(5-0でニュージーランドの勝利)

今回のシミュレーションではニュージーランドが本大会出場権を獲得。ソロモン諸島が大陸間プレーオフへと進みます。


ヨーロッパ予選

ヨーロッパの出場国枠は13から16へと3つ増えます。
多いのか少ないのか。


レギュレーションが変わる可能性もありますが、これはシミュレーションなので今大会予選の結果を当てはめていきます。

今大会の予選は55チームがAからJまでの10グループに分かれてホーム&アウェーの試合を行ない、各グループの首位10チームが出場権獲得。
各グループの2位の10チームがプレーオフに進出するというもの。

なのでまずはグループ首位だったチームが出場権を獲得。そんな素晴らしい国はセルビア、スペイン、スイス、フランス、ベルギー、デンマーク、オランダ、クロアチア、イングランド、ドイツでした。

次に残りの6枠をプレーオフ出場組で決定。
実際のプレーオフの結果は以下の通り。

パスA
準決勝
スコットランド 1-3 ウクライナ
ウェールズ       2-1 オーストリア

決勝
ウェールズ 1-0 ウクライナ


パスB
準決勝
ロシア          中止 ポーランド 
スウェーデン 1-0  チェコ

決勝
ポーランド 2-0 スウェーデン


パスC
準決勝
イタリア     0-1 北マケドニア
ポルトガル  3-1 トルコ

決勝
ポルトガル 2-0 北マケドニア


「決勝に出たチームで6枠確定できるじゃん!」

ということでウェールズ、ウクライナ、ポーランド、スウェーデン、ポルトガル、北マケドニアの6カ国で確定。シミュレーションでもイタリアは出場できず。


大陸間プレーオフ

大陸間プレーオフに進出したのは以下の5カ国。

イラク(68)、コンゴ民主共和国(73)、ソロモン諸島(136)、エルサルバドル(74)、チリ(29)

奇数なので、FIFAランキングで上位2カ国を本戦出場とする。

そのためチリイラクを本戦出場としました。

チリ VS ソロモン諸島とかなったらどんな結果になるんだろうか。


出場国決定&ポット分け

出場国48カ国が決定しました。
これにより、FIFAランキングを元にポット分けしていきます。
なお、FIFAランキングは2022年10月6日に発表されたものを採用してきます。


ポット1

メキシコ(13)
アメリカ(16)
カナダ   (41)
※以上開催国枠
ブラジル      (1)
ベルギー      (2)
アルゼンチン(3)
フランス      (4)
イングランド(5)
スペイン      (7)
オランダ      (8)
ポルトガル   (9)
デンマーク   (10)
ドイツ   (11)
クロアチア   (12)
ウルグアイ   (14)
スイス         (15)


ポット2

コロンビア (17)
セネガル  (18)
ウェールズ (19)
イラン   (20)
セルビア  (21)
モロッコ  (22)
ペルー   (23)
日本    (24)
スウェーデン(25)
ポーランド (26)
ウクライナ (27)
韓国    (28)
チリ    (29)
チュニジア (30)
コスタリカ (31)
ナイジェリア(32)

ポット3

アルジェリア     (37)
オーストラリア  (38)
エジプト           (39)
カメルーン        (43)
エクアドル        (44)
マリ                 (46)
カタール           (50)
サウジアラビア  (51)
パナマ              (60)
ガーナ              (61)
ジャマイカ        (64)
北マケドニア     (65)
イラク              (68)
UAE                 (70)
オマーン    (75)
ニュージーランド(105)


当たり前っちゃ当たり前ですがポット3はFIFAランキングのばらつき具合がすごい。


運命の抽選&グループ分け

それではワクワクグループ分け〜イェイイェイ

ということで飲み会か学校の席替えでしか見たことない形の原始的なくじ引きでグループ分けをしました。

できる限り各グループに同大陸の国が入らないように考えながら抽選しました。

Twitterでは力の差が出るんじゃないかという話も散見されましたが果たして…?

シミュレーション結果はこちら!



いかがでしょうか?

感想は人それぞれだと思います。


僕個人の感想としては…



「意外と面白そうな組み分けになったな」



ですね。


グループBのアメリカ、セルビア、エジプト
グループIのデンマーク、日本、ガーナ
グループKのポルトガル、コスタリカ、サウジアラビア
グループMのドイツ、イラン、エクアドル
グループOのスペイン、韓国、カメルーン
グループPのアルゼンチン、ウクライナ、オーストラリア

などなど、ここらへんはどこが抜け出すか予想しづらいですね。
日本のグループが1番地獄というか死の組というか…笑


さらにグループJにはクロアチアとモロッコが同居してしまいました。ここに入ったオマーンがどれだけやれるか、実際にこんなことが起こったら結構注目されるかもしれません。


今回のポット分けは2022ワールドカップ前のFIFAランキングをもとに考えてますので、4年後の勢力図はまた変わってると思います。

今後のユーロやらコパアメリカやらアジアカップやらなんとかかんとかあると思うので。

今大会大躍進のモロッコがぐーんと上がるかもしれません。
もしかしたらベルギーがずーんと下がってしまう可能性もあり得ます。

今後どうなるか本当にわかりませんね。

ちなみに日本代表はこのグループで1or2位で勝ち抜けた場合、次の相手はグループJのクロアチア or モロッコと試合することが濃厚になりました。


本当に組み合わせ次第ではこのレギュレーションでも激熱な試合の組み合わせはあり得ます。

トーナメントはもうどうなるかわからないのでシミュレーションはここまで。

ラウンド32→ラウンド16→準々決勝…と本来はなっていきます。


ここまでの内容はあくまで一例に過ぎないのですが、FIFAもある程度考えていることだと思います。


レギュレーション変更の可能性もありますが、出場国が増える以上このやり方が1番シンプルではありますね。


今大会で出場できなかったイタリアや枠が増えたことでやる気に満ちている国も多くあると思うので、予選も引き続き目が離せませんね。


日本代表はアジア予選は楽勝だと思われてるかもしれませんが油断はできません。


そして今のサッカーがより洗練されることを願っています。



田中はこれからの4年間、日本代表をしっかりと追いかけます。


たくさんサッカー観て、アビスパ福岡のことだけじゃなくて世界中のサッカーを語れるようになります!


田中も4年後に向けてもうスタートです!

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