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色で整える

カラーセラピーや色彩心理学というものを聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
色彩は、時として人間の心に様々な影響を与えてくれるものだったりします。
そして、ヨガなどをされている方はご存知かもしれませんが、チャクラにも対応している色があります。


チャクラとは?

そもそも、チャクラとは何なのでしょうか?
チャクラとは、東洋医学でいうと気の通り道。
簡単に言うと、エネルギーが出入りしているところである、と考えられています。
そして、7つのチャクラを起点にしてエネルギーが車輪の様にぐるぐると回っていて、それにより活力が生み出されていく。
肉体と精神をつなぐエネルギーの通り道のスポットとなるのがチャクラです。
チャクラという言葉はサンスクリット語で「車輪」とか、「回る」という意味があります。

チャクラは、色を身に着けたり、眺めたりすることで、対応するチャクラのバランスを取り戻したり、心身のエネルギーを整える事ができるといわれています。

チャクラカラー・スタンドオブジェ

第一チャクラ(赤)

第一チャクラは、すべての土台となるチャクラです。
生命エネルギーの根源を表しており、安定性・安全・安心・生命力・根本的な欲求など、物質的な面での生存に関する要素を司っています。物質的な面、というとすごく世俗的な感じに受け取る方もいますが、この第一チャクラは、生きるエネルギー。
人間として生きていく上での、生命の土台となるチャクラです。
スピリチュアルなものに傾倒したり、意識を強く「見えないもの」に向けている方は、割とこの第一チャクラのバランスが崩れる傾向があるようです。

【整っていない場合】
不安になったり、無気力になったりします。

【整っている場合】
自己肯定感が上がったり、前向きな気持ちになれます。

第二チャクラ(橙)

第二チャクラは、オレンジ色になります。
人とのかかわりや結びつきに関係しているチャクラ。
そして、創造性なども司っています。
人間の感情や欲望・創造性・快楽などの、人間の心の中にある感情の中でも何かを生み出したり、交流を持ったりすることに関係しています。

【整っていない場合】
情熱や創造性の欠如、生産性の低下が起こります。
消極的になったり、情緒不安定・孤独を感じる・睡眠不足になるなどの不調が見られます。

【整っている場合】
創造性が上がり、エネルギッシュに行動できます。
直感もあがり、アイデアが浮かびやすくなります。

第三チャクラ(黄)

意思や人格形成の中心になるチャクラです。
自己価値に関係しており、自尊心や自信、そして意志力や情熱などを司っています。
パワーのある心、そして自己制御など、自身の心の強さや自分自身の形成に関わっています。

【整っていない場合】
自信が持てない。
悲観的になったり、行動ができなくなります。

【整っている場合】
自信・責任感が持てる。
目標達成のための行動をとることができ、感情のコントロールもスムーズ。

第四チャクラ(緑)

第四チャクラは、無条件の愛と調和を司るチャクラ。
愛や共感、そして他人を受容する事、感情の調和などと関わっています。
このチャクラは平和をもたらし、時には繊細さを与えてくれたりします。
他者への共感と受容によって、自身の心も相手との関係も調和され、人間関係において平和を感じる事ができます。
この第四チャクラは、そういった自分自身と他社とのつながりを司ります。

【整っていない場合】
共感の欠如により、対人トラブルにあいやすい。
自己中心的な考えになりがちで、悩みを抱えやすくなる

【整っている場合】
自己を受容できる。
自己愛を持てて、他者への共感ができるため、平和に過ごせる

第五チャクラ(青)

第五チャクラは、自己表現とコミュニケーションのチャクラ。
上手く自己表現をできる事は、円滑なコミュニケーションにもつながります。
それゆえ、このチャクラは、コミュニケーション・表現・創造性などを司っています。
この創造性は、第二チャクラ(橙)の発想の中で生まれる創造性とは違い、知識や智慧から生み出される創造性。
そして、それゆえに真実と自己成長を司っているチャクラです。

【整っていない場合】
自己をうまく表現できない。
引っ込み思案で、会話が下手。

【整っている場合】
創造性を発揮でき、表現力が上がる。
聞き上手で話し上手、円滑なコミュニケーションが取れる。

第六チャクラ(藍)

この第六チャクラは、インスピレーションのチャクラです。
直観力や洞察力、そして観察力などを司っています。
この洞察力は、周りの目に見える行動に対する洞察力だけではなく、精神的なものへの洞察力も含まれます。
相手の考えや、他人の気持ちの変化など、些細な変化に対しても気付ける洞察力です。
それにより、心の平静を保ったり、内面の知恵を司っています。

【整っていない場合】
直観力の欠如、自己認識の欠如がでる。
偏った考えになりがちで、記憶力の低下などが起こる。

【整っている場合】
あらゆることに対しての理解が進み、良い選択ができる。
冷静な判断ができ、集中力も上がる。

第七チャクラ(紫)

このチャクラは、叡智のチャクラになります。
人間の霊性や、宇宙的な意識を司っており、宇宙的な全体性を感じ、我々が神秘的な領域にアクセスするための窓口となっています。
占い師やスピリチュアルなお仕事をしている人などは、このチャクラが活性している人が多いです。

【整っていない場合】
存在感の欠如が起こる。
チャンスを逃したり、未来への漠然とした不安感などが起こりやすい。

【整っている場合】
スピリチュアルな気付きがある。
自己成長が促され、視野も広くなる。

最後に

第一チャクラのさらに下、第0チャクラというものもあります。
そして、第七チャクラのさらに上、第8チャクラもあります。

第0チャクラは、大地のエネルギーを体に取り込むところ。
第8チャクラは、肉体と高次元の橋渡しをするチャクラ。

つまり、地面からエネルギーを受け取り、循環させ、天とつながってまたそのエネルギーが大地へと降りていき・・・というようなイメージ。
そう考えると、チャクラは、一か所だけが活性しているよりは、バランスよく活性している方が良いのです。

チャクラに限らず、肉体にしても精神にしても、バランスというものはとても大事。
栄養もしかり、環境もしかり。
偏った状態は必ずどこかに負担をかけたり、ひずみを生んだりします。
何かの考えに偏ってしまったり、一つの事を信じるよりは、あらゆる情報をバランスよく取り入れて、上手く使っていきたいものです。

チャクラカラーを眺めていて、その日によって気になる色があった場合、もしかしたらバランスを崩している信号かもしれません。
そんな時は、その色を身に着けたりと、気になる色を活用してみてください。




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