人の悪口を言わない

地方、特に過疎地への移住を考えている方にこれだけは言いたいです。

私が四国の山奥に行って、商工会の事務局長に初めに忠告されたのがこれです。

残念ながら忠告をしてくれた事務局長さんは、それだけが理由ではないのですが、パートさんの悪口を居酒屋で口走ってしまい(1人のみです)周囲から総スカンを食らっていました。

私もこの忠告を胸に、人の批判はしないよう、気を付けていたつもりです。

新しく来た東京モンがこう言っていたとすぐに言われてしまいますから。


でも、おかしいですよね。皆さん結構他人のこと批判するの。

「町」は主流派、反主流派(複数のグループ)、中立派(そういう話をしない人たち)に大きく分かれていましたが、そこに個々の人間関係が加わります。

その人たちが各々、嫌いな相手の悪口を言うわけです。

「消防団のあいつは口だけだ。いつも作業が終わりかけてから到着する」「役場のあいつはどうどうと不倫している」「商工会のあれは一応見積もり取るけど、値段は関係なくて、気に入りの事業者からしか買わない」

人口5000人に満たない町です。高齢化率と未成年を考えれば、家の外に出てくるのは1000人程度。

かなり濃い付き合いだったのではないでしょうか。

実際には悪口を言わない方が多かったですけどね。

自分が批判すれば村八分。でも「町」の人は結構人の批判をしていました。この辺りの線引きはいまだに謎です。乗っからないよう気を付けていましたが・・・

意外と、外から来た私に対して口が滑っていたのでしょうか?