可之助

観光業界の隅っこにいます。自分の経験を他の方に参考にして欲しいという名目で心の整理をし…

可之助

観光業界の隅っこにいます。自分の経験を他の方に参考にして欲しいという名目で心の整理をします。

最近の記事

飲み会のこと

私はあまり酒が飲めない。 ただ、四国にいたときは、思い返しても不思議な話で、平気で日本酒をガバガバ飲んでいた。 町には数軒ほど飲み屋があり、飲んでいるのは大体、面子が決まっていた。歳が近い人たちとは鍋を突いたり、誕生日にダッチワイフを共同購入したりと楽しかった。 この、面子が決まっているというのがもっともな話。 町は東京で言うと、特別区の23区と同じくらいの広さ。飲み屋は一軒を除いて、中心部に集中していて、言うなれば千代田区で飲めるのは中央区ぐらいまでの人で、杉並区の

    • 買い物のこと

      田舎暮らしの大きな問題の一つが買い物ではないでしょうか。 通信販売が発達した昨今、一見困ることは少ないでしょうが、計画性が必要になります。 私がいた場所は、素晴らしいことに町内に小さいながらもスーパーがありました。雑貨店?もあり、日常生活で困ることは少なかったはずです。 それでも、町の外に出られる人たちはほとんどの買い物を町の外ですませていました。車で1時間行けば大型スーパーなどがあるので(北海道を除けば、50km車で走れば都市に出られるのではないでしょうか)基本まとめ買

      • 人の悪口を言わない

        地方、特に過疎地への移住を考えている方にこれだけは言いたいです。 私が四国の山奥に行って、商工会の事務局長に初めに忠告されたのがこれです。 残念ながら忠告をしてくれた事務局長さんは、それだけが理由ではないのですが、パートさんの悪口を居酒屋で口走ってしまい(1人のみです)周囲から総スカンを食らっていました。 私もこの忠告を胸に、人の批判はしないよう、気を付けていたつもりです。 新しく来た東京モンがこう言っていたとすぐに言われてしまいますから。 でも、おかしいですよね。

        • 移住初日のこと

          就職先の四国へは夜行バスで行きました。特に金銭的に困っていたわけではないのですが、せっかくの機会だし利用してみようかなと。 三列シートでもなんでもなかったので、体は痛くなるし、興奮しすぎて眠れなかったのであまりいい思い出はありません。 そんなこんなで県庁所在地の駅に着いたのが朝8時半ごろ。そこからさらに電車を使って、就職先の最寄駅に着いたのが午前10時半。バスで就職先に着いたのは昼すぎでした。 あれ?こんな遠かったっけ?改めて考えてみると疑問なのですが、接続が悪かったの

        飲み会のこと

          観光案内所

          地域おこし協力隊という制度があります。地方移住を考えた人なら一度は触れるキーワードではないでしょうか? 私が観光業への転職を決意したとき、この制度を使おうか悩みました。地方創生、町おこしと言えばこの制度が出てきますので。 ただ、そのときネット検索で1番上に出てきた記事が前途を不安視させるものだったので早くから転職?候補から除外していました。実際、知り合った協力隊の方のお話を聞くと、「まぁ、そんなものか」って感じです。このことはいつか書きたいです。 じゃあ、どうしよう?3

          観光案内所

          まえがき

          10年ほど新聞記者をやっていました。 いや、嘘つきました。業界新聞の記者を7年ほどです。 取材することが多かった、地方(要は田舎)の交通行政について考えることが多く、なぜか30歳のときに観光業界に飛び込みます。未だに旅行業の試験には受からないのですが。地方創生という言葉が懐かしいです。 何年かやってみて、観光業界の片隅で考えることが多く、自分自身がこの業界に飛び込むときにさまざまな人のブログを参考にしていたので、自身の経験を文章にしてみたいと思います。これから目指す方の

          まえがき