【9月18日利下げ】FRBの今後の動きから予想されること

米連邦準備制度理事会（FRB）は来週水曜日、2020年以来となる利下げを実施する構えだ。

利下げが実施されれば、2021年以降に急増したインフレを抑制するために借入コストを引き上げてきた中央銀行の政策に終止符が打たれることになる。予想筋や金融市場関係者は、来週火曜と水曜に開催されるFRB政策委員会が、2023年7月から維持されている現在の5.25％～5.5％の範囲から、影響力の大きいフェド・ファンド金利を少なくとも4分の1ポイント（0.25）引き下げると予想している。

FRB高官は利下げが実施されることを示唆してきたが、ここ数ヶ月の未解決の疑問は、利下げ幅がどの程度になるか（0.25なのか0.5なのか）ということだった。