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中国のショートドラマがとんでもない人気になっていた。全世界のドラマ制作者が参入する世界に突入

「1分間で8回のストーリー急展開」「24時間で千万元台の課金チャージ」「撮影は7日間のみ」「リリースして8日間の売上高が1億元突破!」

これらの話は中国ウォッチャーの皆さまはご存知ですか!?日本でショートドラマと言われる「微短劇」はここ最近中国で特に大流行していて、上記のような夢のある数字が続々と発表されています。

iResereachが発表した「2023−2024中国微短劇市場研究レポート」によると、2023年中国ネット微短劇の市場規模が373.9億元で7000億円超え。前年比267.65%増となり、2024年もますます伸びると予想されてます。

さらに、今や中国国内だけでなくアメリカでも爆発的に人気になっていますので、実際に見た方も多いかと思います。ReelShortやshortTVのような中国発アプリ以外でも、TiktokやWeiboを使っているときなど、なんだかんだの形で目に入る機会が激増したなと感じています。

実はかなり前からこのビジネスモデルと市場規模が話題で注目してましたが、最近は日本のメディア企業の人や動画制作者の方から問い合わせを受けることも増えてきました。そして、けっこう誤解している人がいらっしゃいます。「縦動画で2,3分のドラマ」「スマホで課金で見るもの」、などは思い込みです。もっと多様です!特に、最近急激に流行っているのはこれではありません。

今回は、改めて中国のショートドラマとは何なのか、ショートドラマビジネスのやり方、作り方とプロモーションの方法、人気な配信者たちの例などを解説します。中国国内での盛り上がりはもちろん、欧米や東南アジアなどへの海外進出も順調そうなので、ぜひ日本の皆さんにもチャンスを逃さないで欲しいなと思っています。


◾️誤解を解消しましょう。最近では微短劇は大きく3つに分類されている。その理由とは

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