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304蛋糕坊。北京の病院内のケーキ屋さんがまさかの大人気に

週末のグルメ、今日はちょっと不思議なローカルケーキ屋「304蛋糕坊」(304 Dàngāo fāng)を紹介します。

なぜ不思議かというと、本来は解放軍304病院内のケーキ屋さんで医療関係者や患者しか利用しないのですが、あまりにも評判がよいことが話題に。わざわざ来て買う人が増え、ネットでの口コミで最近一気に人気が広がりました。

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↑dianpingの評価システムでは、5点満点中の4.5点で味、環境、サービスそれぞれ4.6点、4.3点、4.3点となります。1人あたりの平均消費額が65元(約1200円)で日常的に通うケーキ屋としてはやや高めですが、わざわざ来る行列店だから多めに買う人が多いからだとも思います。

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↑店はシンプルというのを通り越し殺風景。場所がわかるようにしただけの感じです

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↑中はこんな感じです。ほとんどのところが列整理されています。今すぐ提供できるものはザっと並んでいて、スタッフに欲しいものを伝えて前に進めばレジがあります

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↑よくある行列の光景です

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↑レジの向こう側には作る現場と提供するケーキの値段の紙が貼られてます。一応今すぐに食べたいお客のためのテーブルも二つがあります

dianpingユーザーのおすすめランキングはこんな感じです。

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↑1位は外国産ココア使用のチョコレートパイ、2位はマグナムロール、3位はレッドベルベットのカップケーキ、4位は3位と被って、7位と9位も被っちゃったから今日は12位までみます。5位はダークチョコレートのエクレアです。6位のナポレオンは北京のナポレオンランキングの2位になります。

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7位(と9位)のクリームパンは北京のクリームパン1位にも選ばれてます。8位のシュークリームも北京シュークリームの10位です。10位はロールケーキ、11位はクリーミーのダークチョコタルト、12位の「肉松小贝」はケーキにマヨネーズに乾燥された肉そぼろで北京に来てからよく見かけるものですが、ここのはなんと北京1位に評価されています。

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↑ちなみに看板メニューのチョコレートパイは、転売屋防止のため、4つ入りで1人2点までになります

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↑最近中国の方もケーキの原材料にうるさいから、ここはココアの産地やクリームのメーカーによって安い方と高い方分けて販売しています。

チョコパイからの余談ですが、韓国のチョコパイのオリオンは先日中国とロシアの製品だけ値上げすると、海外ではココアを使ってるのに中国では健康によくないココアバター代替物(CBS)を使われていることが判明し一般市民から絶大なボイコットを受けています。

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↑最近オミクロンの感染者が増えることによって食べ物の爆買いが所々に現れてます。でもオリオンだけは綺麗に残るほど。中国のボイコットはガチなので皆さん本当にお気をつけくださいね

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↑こちらも。

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↑それに炎上してから最初のオフィシャルコメントはなんとiphoneのメモのキャプチャーで余計に突っ込まれました。

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↑オリオン全製品の代わりものを紹介するup主もいました。

今日紹介するケーキ屋も「美味しいチョコパイはいくらでもあるよ」との紹介で知りました。それにしても病院内のケーキ屋さんが行列なんてびっくりです。病院はけっこう混んでるしコロナもあってさらに近寄りたくないなとは思ってるんですが、チョコパイ食べたいから今度行ってみたいと思います。現地レポしたらTwitterでシェアしますね!

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