海南食府。ココナッツと鶏の火鍋が有名だが実は裏メニューが一番オススメな海南料理のレストラン
日曜日のグルメコーナー、久々「駐京弁」のレストランを紹介します。
今日は海南駐京弁である「海南食府」(Hǎinán shí fǔ)を紹介します。海南省は島からなる中国最南端の省で、海南料理と言われても中国生活がだいぶ経っても海南鳥飯(チキンライス)以外にピンと来なかったです。ところが、けっこう食べに行っていた「椰子鶏火鍋」が海南料理だと随分経ってから知りました笑
この火鍋のおすすめレストランが「駐京弁」の「海南食府」です。
お店は駐京弁系レストランの定番で、海南ビルにあります。一階なので初めての人でもわかりやすいです。
dianping評価システムでは、5点満点中の4.2点で味、環境、サービスそれぞれが4.2、4.4、4.1となります。駐京弁レストランの中ではそこそこの得点。1人あたりの平均消費額が165元(約2800円)でちょっと高いです。
↑ホールはこんな感じです。
↑駐京弁あるある、朝は構成が変わってホテルの朝食バイキングになります。
↑一般客向けのホールに比べ、個室は完全に接待向けです。
↑大人数でも大丈夫。
ではdianpingのランキングで料理もみてみましょう。
↑dianpingユーザーのおすすめランキング1位は、椰子鶏の火鍋です。こちらの火鍋は北京や重慶とは全然違って、椰子(ココナッツ)のジュースで海南省の有名な鶏の品種「文昌鶏」を煮込んで、野菜やお肉をしゃぶしゃぶする火鍋です。辛いものが苦手で火鍋を敬遠してた方々にぜひ試してもらいたいです。
2位はこ「文昌鶏」が一羽丸々入った椰子ジュース煮込み。3位は「椰子飯」というもち米を椰子に入れて作った主食ともデザートとも言える一品。4位は海南スタイル漬け粉(フェン)。5位は海南スタイル粉(フェン)のスープです。
↑6位は鶏ガラスープ付けの「文昌鶏」、7位は牛もつ煮込み鍋、8位は椰子入り饅頭の蒸し&揚げ合わせ、9位は海南地産羊の煮込み、10位はしゃぶしゃぶ用の揚げ湯葉。
ランキング以外にもたくさんのメニューがあります。
↑地方の幹部もよく利用するレストランって大体こんな豊富で豪華なメニューをまだ用意してます。外国人にも親切です。
↑そしてTOP10にはランクインしていませんが口コミで好評の一品も紹介します。椰子ミルクにスイカや梨、ドラゴンフルーツなどが入った「清补凉」(Qīng bǔ liáng)。海南や広東など中国の南の方で一年中暑い地域で流行しているデザート系のドリンクです。ここでは裏メニューになっていますが、店員にお願いすれば用意してくれます。
↑面白いことに、正しい中国語名は「清补凉」ですが語彙の習慣から「清凉补」と誤解している中国人があまりにも多く、どっちで呼んでも通じるという豆知識もシェアしておきます(三文字の順番をずっと間違えてたことに気づいてびっくりした中国人も多いそうですw)
日本にも海南料理のレストランってありますかね?海外旅行できるようになったら中国のハワイこと海南島にもぜひ行ってみてください!
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