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中国ECサイトを悪用したオンライン違法賭博の方法があまりにズル賢い

11月11日の「独身の日セール」で、中国ECサービスの桁違いの影響力を再確認しました。そして、日本では全く知名度がないかもしれませんが、振興ECサービス「拼多多」(ピンドゥオドゥオ)が絶好調です。

とにかく安い、偽物だらけ、なサービスだったはずが、ここ最近はだいぶ改善されていて、僕の周りでもヘビーユーザーが増えてきています。

先日、その「拼多多」を筆頭に中国ECサイトが賭博業に悪用されていることが話題になりました。今回は中国で起こってるECサイト悪用の手口とそれに関連する話を紹介します。

(違法の手口が絡む内容で、拡散して欲しくないから小額有料にします。良識あるみなさまだけご覧ください。)

中国の日経新聞こと、「財新メディア」週刊誌の調査報道によると、コロナの自粛期間中に急成長したのは

オンライン教育、オンライン医療、電子商取引

ですが、これだけではなく「オンライン賭博」も爆発的に成長したそうです。

なんとなく想像できますね。自粛により時間に余裕ができて、でもほとんどの娯楽がオンラインのものに限定されている。当然マカオのような合法的に賭博できるところにも行けなくなる中(マカオのカジノはほぼ中国から来た人でいつも超満員でした)、オンライン賭博に人気が集まりました。

ですが中国では賭博は違法です。

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