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天堂超市酒吧。北京で外国人に一番有名なBarが閉鎖された

北京ではコロナ感染対策で1ヶ月間以上店内飲食禁止だったのですが、このロックダウン状態から回復した初日の6月6日、三里屯にある「天堂超市酒吧」(ヘブンスーパーマーケットバー)にて大規模なクラスターが発生しました。昨日の記者会見ではすでに100人以上の陽性感染者と6000人以上の濃厚接触者が判明しています。(書いている今は6/12時点です)

ちょっと変わった名前のバーで最初は多くの市民たちからは「そのスーパーやばいよね」と誤解されました。ただここは北京に住むパリピと外国人にとって一番有名なバーの一つと言ってもよく、ボクも外国人友達と飲むときはよく行ってました。日本の感覚からはだいぶ変わったお店で、せっかくなので今日は北京のお店として紹介したいと思います。

名前からは「ヘブンスーパーマーケット」というバーだと思いきや、正確にいうとヘブンというスーパーマーケット型のバーです。

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↑今回の防疫対策不届きで店が取り締まられたか、現在ではdianpingでリサーチしても店が出てこないです涙

ということで今日は全部報道記事やdianpingの過去のキャプチャーを使います。三里屯という東京の六本木のようなとにかくバーが多いエリアで、人気ランキングNo. 1に選ばれています。閉鎖されるまではdianpingの評価システムでは5点満点中の4点で、一人当たりの平均消費額が147元(約3000円)でお手頃なバーとも言えます。

なぜスーパー型のバーかというと、この店の前身は三里屯にあるお酒の売店です。客がお酒を買ってから店の外で飲むことが多いからオーナーがテーブルを置くようになって、それがまた人気が出てついに1500平米の店に。そして店内は今でもスーパーエリアと席エリアに分けられて、客が入ってからかごを持ってスーパーで買い物する感覚でお酒を購入し席に持って行って楽しむ、という形態になります。

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↑スーパーエリアでは多種のビールがずらりと冷やされてます。

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↑ビール以外、洋酒も多数取り扱っています。

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↑カクテルが飲みたければレジで頼むことができます。

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↑席は天井低めの二層構造。

昔は場末感がやばい、パリピと不良外国人の溜まり場だったのですが、改装されてからすごくキレイになって雰囲気も良くなりました。今ではインテリビジネスパーソンにも愛用されるお店です。

今回のクラスター感染ルート情報では、第一号感染者はなんと二、三十キロ先からシェアバイク→バスのルートでお店に来て、その前後に利用した食事屋さんも全部激安タイプで...気が合いそう。

ここには沢山の思い出があるので復活することを心から祈ってます。ちなみに、五道口という大学がたくさんある街にもお店ができてますね。よく行ってた北京在住の方いらっしゃいましたらTwitterにDMください、復活したら一緒に行きましょう!

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