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なぜ欧米人が非常時にトイレットペーパーを買い占めるのか多くの中国人は理解できません

今は解消してるのでしょうか、日本でもトイレットペーパーが買い占めされて一時的な品薄になっていたようですね。

日本での買い占めに対して「まぁ、自然災害の多い国だから以前の経験でトイレペーパーを買い占めないといけないでしょう」と理解している中国ネット民たちが多かったです。

しかし、欧米でもトイレットペーパーの買い占めが報道され、みんなどんどん理解不能になってしまいました。「トイレットペーパーを買い占める前にまずはマスクしろよ!」と突っ込む人も多々います。

この疑問にzhihuで数字のデータを調べた上論理的に回答してくれる人もいました。

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↑世界各国のトイレットペーパーの消費量です(具体的な年は不明)

これを見るとアメリカがトップ。欧米は上位ですね、日本もなかなか。

日本は中国の2倍ちょいで、アメリカは中国の2.87倍の消費量です。

つまり一人のアメリカ人のトイレットペーパー消費量はほぼ中国人3人分です。

なぜそんなに使われるのか?はトイレ行くのが多いから...ではなく簡単にまとめれば下記の理由であると記載されてました。

・欧米は雑巾を使う習慣がほとんどない。水こぼれたりしてもペーパーで拭くのが普通です。(たしかに僕もアメリカいた時はそうだったかも)

・主流の家庭構造は子供2、3人での大人数家族が多いから、中国の3人家族より使う量が多くなる。

・中国は住宅街やネットショッピングで簡単に買える。これが最後のひとロールだと気付いて焦っても、すぐネットで注文すれば明日に届く(外出自粛中の今、日中ならアリババのO2Oスーパーだと30分で届きます)。

それに比べ、アメリカでは週末に車で遠くのスーパーに買い物する人が多いです。その場合、少なくとも一週間分を買うから、中国人から見ると何でも大量購入に見えちゃうかもしれません。また、平均住宅面積から考えても、一戸建てが多いアメリカなどでは大量に買っても置く場所に困らないでしょう。

・アメリカや日本のようなすぐに水に溶けるトイレペーパーと比べ、中国の家庭向けのトイレペーパーは比較的に厚くて水に溶けにくい。なので使う量が変わってきます。(これも中国からの観光客の一部が使用したトイレペーパーを水に流さない理由の一つです、つまるので)

・国に関係なく、スペース取る商品なので、普通の店では最低限のストックしか用意しないです。そして買われたら空きスペースも目立つのでお客さんの焦りに繋がるのかもしれません。

こちら中国でも、欧米やアメリカなど海外の状況は注目されていて関係する記事も多々出ています。中国人の視点の興味深いものがあったら紹介していこうと思います。

(参考資料)
https://www.zhihu.com/question/379056497


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