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海外保活経験者が語る保活の進め方その3

こんにちは、米国駐在員のべいちゅーです。その1をご覧いただいた方、スキをつけてくださった方ありがとうございます。励みになります。3か月も放置してしまいました。このタイミングで公開して役に立つのか自信がありませんが、ないよりマシの精神で書き留めておきます。
その1はこちらから→海外保活経験者が語る保活の進め方
その2はこちらから→海外保活経験者が語る保活の進め方2
その3では、我が家での実際の保活の流れを踏まえながら問題にどう対処したかを説明します。

我が家での保活の流れはこちら。クリックで拡大します。その3では赤枠を解説します。

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家がない問題1→区外申請による減点の対策:
一時帰国の際に仮住まいを契約する。

申し込みをする区に住所がなくては、多くの場合いわゆる区外申請となり保育指数の減点となります。1点を争う、いや同一点数での優先順位で鎬を削る保活において区外申請は基本的には苦しい戦いとなります。それを避けるべく8月の一時帰国時に仮の住まいを契約し住所を持つことに決めました。SUUMOで豊島区を指定し※賃料の安い順に検索。家賃2.5万円程度の部屋を契約します。同時に5社くらいに下記の主旨のメールを送りました。
※注:8月時点では翌年度の保育のしおりが公開されていないため本当に我が家が豊島区で有利に保活を進められるか確証は持てません。しかしながら2019年のしおりを読む限りにおいては有利だったので豊島区で戦うことを決心しました。(念のため保育課に電話で指数基準が変わる予定はあるかと質問していますが答えてもらえませんでした。残念ながら当然ですね。)

現在海外に在住で3月1日に帰国予定。日本に住所はない。保育園申し込みのため、豊島区の住所が必要で低価格の住所を賃貸契約したい。9月から2月末までの契約を希望。必要な書類・手続きが知りたい。8月中旬に一時帰国予定でその際に契約締結を希望。

うち4社は住民票が必要と言うセンスのない残念な回答でした。住所ないって言ってますやん。話す時間が無駄なので無視です。
1社だけ「ご事情理解しました。弊社ならお役に立てると思います。」と返事が。短文ですが十分です。すぐに電話をしたところ、具体案を提示してもらえました。短期契約を嫌う家主をどう説得するか、住民票がなくとも契約するパターンは、、、等 頼りになりそうな返事です。(メールで書いてはいけないことなどちゃんと理解してそうで信用に足ります)
その仲介業者で賃料2.5万円程度の家に決めました。2月末までの6か月分の家賃を前払いで一括で支払う、鍵すら受け取らず一度も入居するつもりはない等、こちらの意向を伝えて無事契約できました。火災保険や手数料を合わせて合計25万円くらいでした。
これで念願の住所を得ました!妻、息子、娘3人をその住所を使って転入します。転入手続きは妻に任せて、ぐずる2歳児と0歳児を抱えて2時間耐えます。。。区役所では、医療証発行の案内を受けた後、児童手当の給付についても説明されました。受給には居住要件があることは理解しており、「保活のために住所を得たが8月末には再度アメリカに戻り、2月末までアメリカで過ごす。居住実態はないが問題ないか?」と質問しました。ところが、居住要件は住民票の有無で判定するため、住民票がありさえすれば、どこに住んでようが問題はないようです。以下、内閣府の児童手当に関するQ&Aですが日本国内に住所を有しない場合はダメとしか書かれてないので住所があれば良いが正しいとは言い切れません。不正受給にならないよう確認をお勧めします。

Q11.子どもが海外に住んでいる場合は、その子どもの分の児童手当は受け取れないのですか?
A11.原則として、児童が海外に住んでいる場合は、その児童の分の児童手当は支給されません。
○ 児童が海外に住んでいる(日本国内に住所を有しない)場合、その児童の分の手当は原則として支給されません。

ということで、こども二人分の児童手当のおかげで仮そめの住所を得るために使った約25万円はほぼ戻ってくることになります。これは想定外でした。

なお、仮住まいの契約による居住実体のない住所を得た状態で認可保育園に申し込むことの是非についてですが、事前に豊島区保育課に問題のないことは確認済です。余談ですが、北区のしおりには、”必要に応じて、職員がご自宅や職場に訪問・電話をすることがあります。”と書かれています。これがどういう場合を想定されたものか私は確認していませんが、もし北区で仮住まいの住所を用意する場合は保育課に確認しておくことを強くお勧めします。(写真は東京都北区 令和2年度保育利用案内から抜粋)

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家がない問題2→どこに住む?どの園に申し込む?問題の対策:保育園マップとSUUMOとにらめっこ

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豊島区は保育施設MAPを公開していて、これが非常に見やすい!区の公式MAPですので、翌年度の新設園も記載されています。明らかにエース人材が保育課に登用されていることがわかります!(大声)
他にも、東京23区保育園マップ東京都福祉保険局が提供しているマップがあり、これらもかなり便利かと思います。ただカーソルを合わせないと保育園の名称がわからない、新設予定園は表示されない、園の住所・電話番号がわからない、区の境界が不明のため、どの園までを候補にすべきか直感的にわかりにくい等のデメリットがあります。そのため、我が家では豊島区のマップを印刷して書き込んだり、iPadに落として拡大して見たりして主に豊島区公式マップを使用していました。
このマップで、保育園集積度の高いエリアを絞り込んでいきます。駒込周辺、西巣鴨北周辺、西池袋の南周辺等々。。。
例として駒込駅周辺を見てみましょう。認可保育園が5つ、小規模保育施設が1つあります。この地図において、灰色の塊は戸建て以外の建造物を表しているようなので、(この地図においては多くが学校や図書館ですが)それを頼りにGoogle Mapで物件名を調べてみたり、SuumoやHomes等で町名指定で空き物件を検索することを延々とやります。

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2か月くらいこの作業を続けていると5-7月あたりは出入りが少ない時期ではありますが、ある程度賃貸物件が豊富にあるエリアが見えてきます。それを前提に物件Aに住む場合は保育園a,b,c,dが候補になる、物件Bに住む場合はb,c,eが候補に、、、といったように、物件と通園可能園の組み合わせがだんだん見えてきます。もちろん同時に、会社の社宅規定に収まる物件であるかどうか、保育指数的に入園可能性が高いかどうかを判定します。忘れてはならないのが、新築のマンションです。こちらもSuumoで新築物件一覧を見ればいつごろ入居かわかりますので、ファミリー用の間取りが多そうで戸数が大きいマンションが建つ場合は競争が激化する可能性が高いので要注意です。

保育児童の最大枠数を確認しておく

5-7月あたりに情報収集し戦略を立てている時点では、翌年度の保育のしおりは出ていないですが、各園における児童の年齢別最大枠数は基本的には変わりません(園が増築しない限り)。うちは1歳と3歳の保活ですのでこの年齢の児童の最大枠がそれぞれ0歳児、2歳児からどれだけ増えるかが重要です。枠が増えないのであれば持ち上がりだけで埋まってしまうためです。さきほどの駒込駅周辺のケースで見てみましょう。

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定員は豊島区保育課のサイトから情報取得しました。この緑の小規模保育園というのは2歳児までの保育施設です(重要)。このえ駒込小規模保育園の定員は0-2歳で合計17名とあるので、2歳児は6名としましょう。この6名の児童はご家庭が引越しをしない限り、周辺の保育施設に吸収されるはずです。さくらみらい駒込、コンビプラザ駒込ちどり保育園、駒込第三保育園、(仮称)キッズパートナー駒込が候補になりそうです。それらの園の2歳→3歳の増枠数は、既存の3園で5枠(それぞれ準備+2名(19→21), +2名(14→16), +1名(11→12))、新設のキッズパートナーで+14名(2歳児からの持ち上がりなし)です。新設園のおかげで合計19人の枠があるため無事持ち上がりの6名を吸収し、さらに追加で13名を受け入れる能力があることがわかります。このあたりを検証しても豊島区は計画的に保育園を整備していると感じられます。(総合的に勘案して、やはり保育課にはエース人材が当てられているのは間違いないです!笑
なお、2020年7月時点でコンビプラザ駒込ちどり、キッズパートナー駒込の3歳枠はそれぞれ1人ずつ空いています(参考:保育園欠員状況)。ちなみに1歳も空いているので、同時入園可能でした。新設園は運営の実力が未知数で敬遠されがちなため狙い目かもしれませんね。吸収されない場合は、どの区もそうだと思いますが年齢上限のある施設からの転園希望は大きな加点があるため(豊島区では+5点)のため、新規入園申し込みの我々は勝ち目がありません。小規模保育施設が周りにある場合の3歳児の入園申し込みはこの点の考慮が不可欠です。

参考に北区の保育施設MAPはこちらです。練馬区はこちらから。板橋区は私の検索スキルでは公式サイトから見つけることはできませんでした。

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いずれの区もユーザーフレンドリーとは言い難い(練馬区は及第点)。他の区や都道府県からの人口流入は区にとって重要なはず。他区の保育課の課長は他区のサイトを研究したりしないのでしょうか。豊島区のマップ作製担当者に作り方を聞いたり、作成依頼(もちろん有償)したりしないのでしょうか。ランサーズやクラウドワークス等のクラウドソーシングで探せば5万円くらいで優秀な人が3日もあればやってくれそうに思います。子育て世代は区の対応ちゃんと見てますからね。一応用意しておかないと区民から不満が出るので対応してますという姿勢と、東京他区や都外から移住してほしいし永く住んでほしいと考えて必要な情報を提供している姿勢って全然違いますからね。区役所の対応もそうですし、学童や教育ICT投資を調べていても毎回そう感じます。一度消滅しかけた区は面構えが違うのです!

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プランBを用意する

状況に合わせて柔軟に対応する必要があります。我が家の場合は、私の両親は関西、義両親は埼玉です。しかし義両親は現在名古屋に住んでおり、埼玉には誰も住んでいません。我が家のプランB(認可保育園全滅の場合)は、豊島区の待機児童対策事業として、認可保育園に落ちた児童を預かってくれる施設があります。こういった施設があることは少し安心でした。また、プランCとして、義母が名古屋での仕事をやめて埼玉に帰って来てもらうシナリオも用意しました。そこで子供二人を預かり近くの幼稚園に入れる(義母が送り迎えをしてくれる)です。義母の人生を犠牲にしてまで支援してもらうことに抵抗はありましたが、私の思いはそこそこに妻と義実家の間では合意されていたので甘えることにしました。我が家の両親はともに近くに住んでいないため、日常的に頼ることはできませんが保活における最悪のケース(保育園が見つからず離職)を免れるのは恵まれています。おそらく皆様の家庭においては認証保育園や無認可保育園、幼稚園の延長保育利用等が候補になるのではないかと思います。

きょうだい同時入園について

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(写真は豊島区のもの)これはかなり迷いました。究極的にはきょうだいどちらの保育環境を優先するか?及び子供にとっての最適な園と親にとっての最適な園のどちらを選択をするか?を迫られています。(きょうだいどちらにとっても最適の園は同じであり、同一園の入園が最も望ましいという前提です)
以下、豊島区の確認シートの解説です。
問①は、きょうだいでそれぞれ別園で希望順位の高い園に入れる可能性を放棄しますか?という問いです。仮に以下の表のように優先順位を決めて申し込みをして兄弟それぞれの指数から入園可能かどうかOK,NGで判定されたとします。

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問①でいいえを選択した場合は、兄は保育園A、弟は保育園Bに内定しますが、別園となるので送り迎えは大変です。問①ではいを選択した場合は、兄弟で同一園の内定が出るのが第5希望の園となります。これは兄、弟それぞれではより希望順位の高い園への内定機会があったのに放棄したことになります。これは送り迎えを毎日する親の都合で決めていいのでしょうか?あるいは兄弟同時入園を優先して、兄あるいは弟がより希望順位の高い園に入る権利を放棄しても良いものなのでしょうか?
想像しやすいように、例を挙げますと、下記の保育園A,Bは開設3年で全室、床暖房、空気清浄機付き、園庭あり、食育にもこだわる。保育園Eは開設10年、ビルのワンフロアを借りている。園庭はなく、公園に行くには大通りを渡る必要がある。37度で迎えに行かねばならないetc おそらく多くの場合申し込みにおいて希望順位の下位園は、現実的にはもはや子供を預けたいかどうかではなく入園の可能性があるなら書かざるを得ないという状況に追い込まれていると思います。誰だってより良い環境で子供を預かってほしい。
結局、我が家では問①の回答はいいえにしました。(希望順位の高い園を優先する)別園となったとしても子供たちがそれぞれ可能な限り良い環境と思える施設に預けたいと考えたからです。また、別園となっても通える範囲と判断しました。(なお、申し込みの11月時点で、3月以降に住む家はまだ決まっていませんのでかなりの思い切りが必要でした)

申込書の提出について

これも海外在住者としてはかなり大事です。一応委任は出来ると思いますので頼れる人が関東にお住まいなら委任が良いですが、頼れる人がいないと最悪申し込みのためだけに帰国する必要が出てくるので恐ろしい限りです。
豊島区は2020年4月申し込みから郵送可能となりました。我が家ではアメリカからの郵送がちょっと怖いのと、上記のきょうだい同時申請の優先順位付けがギリギリまで結論が出せなかったので、先に必要書類と申し込み書類を義実家に郵送しておき、結論を伝えて追記してもらった上で豊島区に郵送してもらいました。郵送対応していないっていうのも区外から新たに子育て世代を呼び込む気ないやろって思いますね。
我が屋は第一子、第二子ともに、第三希望までしか書きませんでした。第二子の1歳の方が楽と思っていたのですが、結果は第一子が第一希望園に、第二子は第三希望園に内定となりました。正直予想と真逆でびっくりしました。やはり昨年の結果だけでは内定精度を高めるのは難しいと痛感しました。

社宅手配について

これもかなり焦りました。保育園の内定通知が出ない中で契約を進めなければなりませんし、そもそも希望した園の周りに手ごろな物件が出てくるかわかりません。保活はある意味ゲームルールがクリアでやり様はあるのですが、実際に1月2月で希望物件が出てくるかは未知数ですので実は保活より不安でした。が、そこは入念なリサーチにより狙っていた通りの3LDK 70m2の間取りを社宅の予算内に納めて無事契約に至りました。社内調整と不動産屋との調整でけっこうギリギリなレベルの戦いでした。誰も褒めてくれませんが自分で自分を褒めたいです。

余談:嘆願書について

保活のオンラインセミナーに参加して保活コンサルタント(笑)のプレゼンを聞きました。ハッキリ言って時間の無駄でした。かなりの精神論者で、区役所の担当者に顔を覚えてもらえるように足しげく通え、区役所に行く際はお金を持っていると思われてはいけないのでなるべくみすぼらしい格好で行け、結局声が大きいものが勝ち。役所で訴えろ。嘆願書を書け等々です。
これでお金を取るなんて図太い精神をしてらっしゃる。
その1でも述べましたが、保活は基本的にはルールの決まったゲームです。ルール無視を推奨し、役所はルールを無視した判断で内定を決めていると説明しているに等しいので役所にも喧嘩売ってますね。ただ板橋区のように区長判断で特別ポイント付与!みたいなところもあるので、そういう区では一定効果があるのかもしれません。そうでないなら効果は望めませんし、そんなことするよりもっと情報収集して戦略を立てて実行することに時間を割く方がよほど建設的ですし、それをせずに保活に臨むとか本末転倒です。それ、保活じゃないです。伝えるべきことの要所がずれ過ぎている。

え?我が家ですか、はい。ええ。嘆願書提出しました。笑
だって、豊島区の単身赴任の定義がおかしいんですよ。単身赴任してから3か月以上経過していることですよ?いやいやうちは実績0か月やけど、これから2年単身赴任やし。過去実績で決めて、将来を加味しないっておかしくないですか?これは論理的ではないってことで、単身赴任扱いにしてよ!しかもアメリカなのでたまに週末返ってくるとかも本当に無理なんですってことと、両親も関西と名古屋で本当に頼れる人がいないんです(両実家の住民票を添付)アピールしておきました。後日、最低内定指数を確認したところ、我が家の保育指数と同じだったので同一指数での優先順位でギリギリ内定できたと言うところ(それでもきょうだい同時申請が、単身赴任より強いので、単身赴任が考慮されたかは不明)でしたね。

時系列おさらい(2020年4月入園を目指して)

2019年4月:2020年4月の入園および妻の復職を決心する。
2019年5月:
・認可保育園の入園のしおりを精読し、候補区を絞る。
・ひたすらSUUMOで北区と豊島区の物件をチェックし、入園可能性の高そうな園(ただの勘)と入居可能性が高そうな(ただの勘)マンションを重ね合わせて、保育園とマンションの組み合わせをいくつか用意する。
2019年6月:
・妻と子供の本帰国時期を2月末に決める。
・同時に一時帰国を8月中旬ー下旬とする。(※6か月縛り)
・ほぼ豊島区に決める。
・フライトとホテル(AirBnB等)の手配。
2019年7月:
・豊島区の仮の住所を契約するため不動産屋に連絡。
・見学園のアポ取り。一時帰国中のスケジュール調整。
2019年8月
・一時帰国フライト4席横並びの中央座席を取っていたが、乗継便の遅延により別便に振り替え。ANAからUnitedに。Unitedの便は中央が4席ではなく3席。子供二人を大人二人で面倒を見る体制が崩壊。つらくて長い13時間。
・仮住まい契約→妻、息子、娘3人を豊島区に転入、児童手当給付手続きも。
・保育園の見学がつらい。暑くて湿度が高い。見学後(PM5時)電車に乗ろうとしたらすでに満員で乗車を諦める。階段を上って改札を出てタクシーに乗ろうとしたら電話しても配車してもらえず流しも捕まらず、雨も降ってきて、なんて子育て世代に厳しいんだと夫婦で泣く。(30分歩いて民泊の宿へ)
2019年10月
・2020年4月入園向けの保育園のしおりを熟読。やはり豊島区だと確認する。
・申し込み園の絞り込み。見学した園の雰囲気があまりよくなかったこと、街を歩いてみるとスーパーが遠く住む町として不安を覚えたことにより、申し込みエリアを変更することを決断。義母、義妹に見学に行ってもらい、申し込み園を決める。
2019年11月
・きょうだい同時申請で夫婦で議論する。
・申込書提出
2019年12月
・賃貸物件見ながらソワソワする。不動産仲介と色々話を進めるが、仮すまいの契約であれほど信頼できた店長の動きが悪い。我慢ならず別の業者を選んで候補の選定を進める。(今の空き状況ではなく、例年の動きからして2月に空きそうなところを教えてほしい、と言ったり)
2020年2月
・上旬:賃貸物件の申請手続きを進める。
・下旬:保育園の内定通知を受ける。
2020年3月
賃貸物件の契約が完了→入居。

最後に

保活自体の問題と、海外在住者のみに当てはまる特別な問題とをうまく切り分けて構造化して時系列で上手に説明と言うのを目指したのですが、あまり綺麗になりませんでした。特に3はダラダラと書いてしまった感はありますが、お金を取る気もないので拙文ですがご容赦を!
何でもかんでも自己責任で片づけてしまう弱者に優しくない社会は好きではありませんが、少なくともこのnoteを見つけるくらいに検索能力がある方には伝えたい。最終的には引越しという手段を是非検討してほしいです。費用もかかるし新しい街に住むのは抵抗もあるし適応に時間もかかる。実家に近いとかご家族のお世話が必要とか色々と事情はあると思います。わかる、わかります。でももしこのnoteをお読みで身軽なご家庭がいらっしゃったら頭の片隅に引越しもご検討いただければと。今のお住まいは保活をすることを前提に選んでいないのでは?保活前提で選んでいたとしても1年で保活環境は激変します。その街は本当に子育てするのに適した街でしょうか?その街の子育てに関する政策に共感できますか?
人生は選択の連続ですよね。一人で社会を変えることはできないけど、住む場所を変えることはできる。子育てに関する社会への文句上等です。私も色々言いたい。でも文句だけ言ったって何も変わらない。自分の人生は自分の選択次第である程度コントロールできるはずです。
働きたい人が漏れなく働ける、当たり前の社会を若い世代で(30台中盤もカウントしていいですよね?)作っていきましょう!

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