20190812_阿吽_ヘッダー

辛さと痺れの限界に挑戦してみた。東京・丸の内「四川担担麺 阿吽 キッテグランシェ店」【新ベホイミのグルメ#003】

私は辛旨グルメ、特に「麻辣味(マーラーウェイ)」に目がない。麻辣味とは、中華山椒「花椒」による痺れるような辛さ「麻」と、唐辛子のヒリヒリする辛さ「辣」を合わせた、主に四川料理で見られる味付けのことである。
しばらく足が遠のいていたが、最近の酷暑が「麻辣味」欲を刺激した。
夏は辛いものを食べるに限る。

というわけで訪れたのが『四川担々麺 阿吽 キッテグランシェ店』
『四川担々麺 阿吽』は麻辣味好きなら誰でも知ってる、と言っても過言で無いレベルの名店で、食べログ百名店にも選ばれている。
本店は湯島だが、近年『浅草店』『北浦和店』『新宿御苑店』とハイペースで店舗を増やしている。

今年の4月、東京駅近郊のビル『KITTE 丸の内』B1Fに『ラーメン激戦区』と題したグルメゾーンがオープン。その内の一店として『阿吽』が堂々進出してきた。東京駅地下から徒歩数分で麻辣味が堪能できるのは嬉しい限りだ。

最後に訪れたのは昨年11月の新宿御苑店。その時頼んだのは汁なし担々麺。
辛さも痺れも上限の『5』にしたが、思いの外余裕だったので……

今回は「阿吽」の真のマックス、辛さ『6』にチャレンジ!
公式サイトによると、6辛は5辛の10倍の辛さだとか。4辛は3辛(基準)の3倍、5辛は4辛の2倍らしいので、3辛の60倍ということになる。マジか。

テーブルに置かれた瞬間、盛大に広がる花椒の香り。
啜ると否応なく痺れる舌と唇。この刺激を待っていた。

銀座「蝋燭屋」で倍辛を食べてから何処に行っても物足りない気持ちでいたのだが、これはまさしく私が欲していたレベルの辛さと痺れだ。

汁なし担々麺は麺を食べきったあとに具が残るので、ライスと温泉卵を投入して坦々ライスにして余さず食べきる!

完食。このあと唇の痺れは2時間くらい続いた。流石は『6』……。

6辛が注文できるのは5辛の経験者のみ。辛い物が得意な方は先ず5辛以下を試そう。勿論辛さを控えめにしても抜群に美味しいのが『阿吽』の担々麺なので、是非ご賞味あれ。


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