無題

【「申す」はなんで口がないの??】

みなさんこんにちは! 漢字の面白さを伝え続ける男kuです!

今回は「申す」です!

どうしてこの漢字なのでしょうか?普通申す場合口がないと話せないと思うんですけど、そんなのないですからね。

どうしてないんでしょうか??

その謎を解明していきたいと思います!!

「申」の成り立ち

新漢語林によれば、「申」は象形文字で稲光の走る速さにかたどり、のびる・天の神の意味を表すようになったそう。

稲光では申すってことにならないですね。

神に対して何か申し上げるという行為になるのだったら分かるんですがね。。。

神ではなくのびる方では漢字で「伸びる」とあるように申が使われているのでここの意味がちゃんとあるということになります。

そして神という漢字にもあるように神にも「申」もが使われているのでかみの意味があるのでしょう。

では「もうす」の意味はどこから生じたのでしょう??

稲光という解釈は同じです。しかし、稲光と神のつながりがそれを示しています。

稲光は畏怖の対象であったため、畏きもの(かしこきもの)として神とされていました。そんな神から稲光は何らかのお告げだとも考えられていました。そのお告げが、神から何か申している、ということになって申すの意味が付与されたのではないでしょうか??

つまり

「申」はもともと稲光の形をしめしており、それが発展して畏きものなので「かみ」の意味を持ちさらにその光はお告げともされたため「神が申す」ということで「もうす」の意味も持った

ということなのでしょう!

口がないのも神のお告げの仕方が、、稲光だったためでしょう。
稲光でなんらかのことを示していたと考えられていたんですね。

どこのサイトもこの意味からどう派生してこういう意味になったかという過程がぶっ飛んでいますね。

省略されればなんとなく漢字の面白さがスルーされているようで悲しくなります。その由来を書き記すことで漢字の埋もれている部分が再び芽吹いて漢字の興味深いところが出てくると思んですけどね。。。

誰も興味ないのかな・・・・・


では、また👋

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