チャリティサンタの活動を通じて学んだ利他の大切さ

こんにちは！かっちーです。

私は児童福祉やNPO活動に興味があり、大学では「困難家庭の児童のための居場所（サードプレイス）研究」をしていました。

大学2年生のクリスマスイブに、仲良しの友人と児童福祉系NPO法人チャリティサンタの活動に参加した経験があります。

本記事ではチャリティサンタの活動を通じて学んだ利他の大切さについて言及していきます。宜しくお願いいたします。

チャリティサンタの活動意義とコンセプト

チャリティーサンタのコンセプトは「あなたも誰かのサンタクロース」です。

ミッションは、「子どもたちに愛された記憶を残し、子どものために大人が手を取り合う社会を実現すること」にあります。

クリスマスは本来楽しく家族や恋人と仲良く過ごす特別な日。しかし世界には、先天的に困難な家庭に生まれてクリスマスを楽しむことが出来ない子どもたちがいます。

一人でふわふわのうさぎのぬいぐるみを抱え、雪降る寒い日に窓から空を見上げながら「どうして僕の家にはサンタが来ないんだろう。僕は良い子じゃないのかな。」と寂しい思いをしているこどもたちがいるのです。

困難家庭のこどもたちにクリスマスプレゼントを届けて、笑顔になってもらいたい！そんな思いから生まれたNPO法人、それがチャリティサンタです。

チャリティサンタの活動内容

クリスマスイブの夜にサンタクロースに扮したボランティアが、小さなお子様がいる家庭にプレゼントを届ける「サンタ活動」をし、そのサンタ活動の際に家庭からお預かりしたチャリティー金（寄付）で、世界中の困難な状況にある子ども達の支援を行う「チャリティー活動」を行います。

サンタクロースを通じて、日本と世界の子ども両方にプレゼントが届きます。

実際に参加者は各家庭に割り当てられ、それぞれの家庭の事情の説明、子どもに直して欲しいと親からお願いされていること、プレゼント詳細と子どもの情報の共有を受けます。

実際にクリスマスの日には、無作為に割り当てられた男女ペアになり、サンタクロースに扮し街に出て、街ゆく子どもたちにサンタクロースの飴を配り、「メリークリスマス」と声かけをしながら、目的の家庭を目指します。

目的の家庭に着いたら、親から指定された直して欲しいことを約束してもらい、約束してもらったらプレゼントをサンタから子どもに渡してあげます。

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チャリティサンタ体験談

結論、わくわくした面白いクリスマスを過ごすことが出来、子どもたちに喜んでもらえたのでやっていてとても楽しかったです。

ペアになって下さった男性の方は現役看護師の方でとても優しく、子どもたちが見ていないところでもサンタとしての姿勢を崩さず、終始サンタとして車に乗っている大人にも「メリークリスマス」と声かけをしていて、高いプロ意識とホスピタリティを感じました。

ただ、内向的な私にとって、真っ赤なサンタのコスプレをして街を出歩き、コスプレしたまま電車に乗って移動して周りにジロジロ見られることが苦痛でした。

私は地元ではなかったので、まだ良かったものの都会の忙しいサラリーマンに冷たい目で見られ、クリスマスを一人で過ごしているであろう通りすがりのOLに舌打ちをされ、世間との温度差を感じることもありました。

それでも、健気にサンタクロースの飴と活動概要の紙を児童が居る親御さんに配り終え、子どもにプレゼントを渡すととても喜んでくれたので、心が温かい気持ちになりました。

サンタとしての役目を終え、ペアになったサンタと帰っている道中、そんな穏やかな時間もつかの間に、ウェイウェイしている男性集団に絡まれ、「お姉さん、サンタなんですね！おお！写真一緒に撮りましょーーー！」とうざがらみされるという結末でしたが、ペアの看護師の方が華麗に対処して下さったので助かりました。

実際にプレゼントを渡した際の子どもの反応

笑顔でプレゼントを受け取ってくれる想像をしていたのですが、玄関が開いてサンタが登場した途端、まさかの大号泣でした。(;_;)

たしかに冷静に考えたら、知らない人が急に家に来て、サンタのコスプレして事前に親御さんから聞いていたとはいえ、知らないはずの自分の名前を呼びかけてきたら恐怖ですよね。

しかし号泣しながらも、おそるおそる鉄道のおもちゃを受け取ってくれました。

おもちゃを受け取った後は、徐々に笑顔になり、これまた親御さんから事前に聞いていた今後直して欲しいことを直すというお約束もしてくれました。

えらい(・・||||rパンパンッ☆☆

おわりに

恋人が溢れるクリスマス。今年は困難家庭のこどもたちのためにクリスマスを捧げてみてはいかがでしょうか！